おはようございます。

前市議会議員の林冬彦です。


昨日から戸田市立役所も通常通り始まりましたが、賀詞交換会、消防出初式、成人式・二十歳の集いなど、しばらくは年初の行事が続きます。


ところで、私は先日、ちょっと調べるついでがあったので知ったのですが、江戸時代、江戸の商人の正月は文字通り「寝正月」で、三が日が完全休業どころか、実際には7日(松の内)、10日、15日(小正月)まで休む店があったそうです。特に江戸の中心・日本橋界隈の大きなお店ほど正月休みは長めだったとか(ただし、飲食のお店や縁起物を売るお店は三が日営業だったそうです)。


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その理由は主に3つ。


ひとつ目は、江戸の商人にとって正月は借金も商いも持ち越さないという区切りの時間であり、大晦日までに売掛金や買掛金を完全精算していたので、正月に店を開ける必要が無かったこと。


二つ目は、正月は商売よりも「神仏と家を大切にする時」であって、「氏神様や寺社への参拝」「先祖供養」「家族や奉公人への労り」を優先する神聖な期間であったこと。


三つ目は、正月は「奉公人を休ませる福利厚生の時」であったこと。奉公人にとっては、盆と正月が最大の帰省休暇でありました。


また、商人には正月には金勘定をしない、休むことが「徳」という価値観があったそうです。


現代は「正月商戦に力を入れる」、江戸時代は「正月は休む」。


現代は「分割やローンが当たり前」、江戸時代は「借金を年越ししない」。


現代は「働くことが美徳」、江戸時代は「休むこと(休ませること)が徳」。


ずいぶんと変わったものです。


私は市議会議員の時、お正月とお盆以外はずっと働き続けていました(市民の方々にとって奉公人=公僕という意識でしたから)。


そう思うと、江戸時代の商家の奉公人のようにお盆と正月にお休みをいただき、その期間に心や身体を休ませる時間を持てたことで、市議会議員としてしっかり働けたのかもしれません。


今年の正月もライフラインを維持するために働いてくださった方々に感謝。


皆様にとって元気な一年となりますように。



ここまでお読みくださり、ありがとうございました。