おはようさん。林冬彦です。
■(番外編)2024年本屋大賞を受賞した「成瀬は天下を取りにいく」とその続編「成瀬は信じた道をいく」に、久しぶりに本を読んで魅力される気持ちを呼び覚まされました。
休日なので個人的な話です。
私は本を読むのが好きです。幼いころに両親が読み聞かせしてくれたということもあるのですが、空想を楽しむ子どもでありました。
大きな転機は予備校時代。河合塾に通っていた時に出会ったのが牧野剛先生でした。おもろい先生でしたが予備校講師としての実力もピカイチ!学生運動で名古屋オリンピック反対のハンガー・ストライキをやられていた時の話なども世の中を知らない予備校生にとっては知らない世界を覗いたような格好良さを感じました。
そんな予備校時代も受験合格前に終わりの日を迎えたのですが、最後の授業だったかな、牧野先生は私たちにあるものをプレゼントしてくれました。
それは「目ガツブレルマデ本ヲ読モウ」という冊子。牧野先生手作りのガリ版刷りでした。
その内容は、牧野先生が大学時代に「一日一冊本を読もう!」と志を立てられて読んだ本のリストだったんです。
春に晴れて大学生になった私は、牧野先生からいただいたリストをもとに「一日一冊本を読もう」と決めて、大学生時代と大学院生時代の計6年間、本を読みまくりました。
大学時代はある女の子を好きになり、その子が好きなのは司馬遼太郎さんが幕末の新選組副長・土方歳三を主人公として書いた「燃えよ剣」だったことがきっかけとなって、それまで世界史はよく知っていても日本史のことは教科書程度しか知らなかった私が司馬遼太郎さんの歴史小説を片っ端から読み始め全て読破し、それに飽き足らず日本の歴史にどっぷり浸かることになりました。
その後もジャンルを問わず興味の赴くまま様々な本を読みましたが、あの時に本を読んでいて良かったと今では思います。
あー、前置きが長くなりました。すみません。
ここ暫く、勉強のための本は読んでも、ワクワクする本の体験から離れていた私ですが、久々に読書する面白さを味合わせてくれる本に出逢いました。
それが添付写真の「成瀬は天下を取りにいく」とその続編の「成瀬は信じた道をいく」だったのです!
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」
という言葉から始まるこの小説にすっかり魅せられました。
成瀬のこれからが楽しみでなりません。成瀬が天下を取るまで生きて見届けることができるかなと思い、あらためて長生きしたくなりました。
こんなワクワク感は久しぶり。読む本に迷ったらまずこの本をどうぞ。お勧めです。
◆成瀬は天下をとりにいく
https://amzn.asia/d/h08E1jG

長文をお読みくださりありがとうございます。本日が皆さんにとって素敵なゴールデンウィーク後半となりますように!
■(番外編)2024年本屋大賞を受賞した「成瀬は天下を取りにいく」とその続編「成瀬は信じた道をいく」に、久しぶりに本を読んで魅力される気持ちを呼び覚まされました。
休日なので個人的な話です。
私は本を読むのが好きです。幼いころに両親が読み聞かせしてくれたということもあるのですが、空想を楽しむ子どもでありました。
大きな転機は予備校時代。河合塾に通っていた時に出会ったのが牧野剛先生でした。おもろい先生でしたが予備校講師としての実力もピカイチ!学生運動で名古屋オリンピック反対のハンガー・ストライキをやられていた時の話なども世の中を知らない予備校生にとっては知らない世界を覗いたような格好良さを感じました。
そんな予備校時代も受験合格前に終わりの日を迎えたのですが、最後の授業だったかな、牧野先生は私たちにあるものをプレゼントしてくれました。
それは「目ガツブレルマデ本ヲ読モウ」という冊子。牧野先生手作りのガリ版刷りでした。
その内容は、牧野先生が大学時代に「一日一冊本を読もう!」と志を立てられて読んだ本のリストだったんです。
春に晴れて大学生になった私は、牧野先生からいただいたリストをもとに「一日一冊本を読もう」と決めて、大学生時代と大学院生時代の計6年間、本を読みまくりました。
大学時代はある女の子を好きになり、その子が好きなのは司馬遼太郎さんが幕末の新選組副長・土方歳三を主人公として書いた「燃えよ剣」だったことがきっかけとなって、それまで世界史はよく知っていても日本史のことは教科書程度しか知らなかった私が司馬遼太郎さんの歴史小説を片っ端から読み始め全て読破し、それに飽き足らず日本の歴史にどっぷり浸かることになりました。
その後もジャンルを問わず興味の赴くまま様々な本を読みましたが、あの時に本を読んでいて良かったと今では思います。
あー、前置きが長くなりました。すみません。
ここ暫く、勉強のための本は読んでも、ワクワクする本の体験から離れていた私ですが、久々に読書する面白さを味合わせてくれる本に出逢いました。
それが添付写真の「成瀬は天下を取りにいく」とその続編の「成瀬は信じた道をいく」だったのです!
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」
という言葉から始まるこの小説にすっかり魅せられました。
成瀬のこれからが楽しみでなりません。成瀬が天下を取るまで生きて見届けることができるかなと思い、あらためて長生きしたくなりました。
こんなワクワク感は久しぶり。読む本に迷ったらまずこの本をどうぞ。お勧めです。
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長文をお読みくださりありがとうございます。本日が皆さんにとって素敵なゴールデンウィーク後半となりますように!
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