おはようございます。😉🌻🌻

今日、7月19日（日曜日）の戸田市は晴れ時々曇り。最高気温は13時に30度の見込みです。久々の晴れの予報は嬉しいですが、にわか雨の可能性もありとのことです。


さて、今年は梅雨が長く、そろそろ明けないかなと思っていますが、過去を振り返ると、カラ梅雨だった年なんかは、もっと雨が降らんかねーなんて考えていたこともありました。


四季のある日本で暮らして居ると、水が豊富にあることが当たり前のような感覚ですが、水が無い体験を、実は子どもの頃にしたことがあります。

それは九州・福岡県福岡市に住んでいた頃。私が中学生だった時のことでした。


今月、豪雨被害にあった福岡市ですが、今から40年ほど前、当時の福岡県北部には雨が降りませんでした。新聞には毎日、主要のダムの水の量が掲載され、ダムにほとんど水がない様子もニュース報道されていました。

そんな中で、学校の水道の蛇口には水の出を少なくする「節水コマ」が取り付けられ、学校のプール授業も中止になり、給食は「節水メニュー」となりました。

中学生は、市内の給食センターから配送される給食で、調理に水を必要とするおかずは無し。食器を洗わないでよいように、食器も無し。確か、薄い食パン３枚、マーガリンもしくはジャム、牛乳とデザート（バナナ、プリン、バブルフルーツなど）だったと記憶しています。

市内の家庭も、定期的に断水していました。水が出る時間に、大きなポリバケツに水を汲んで使っていました。


そういった経験があるものですから、水があるのは本当にありがたいことだと思います。


その後、高校を卒業した後に、移り住んだ奈良県奈良市では、家の目の前に大きなため池がありました。奈良盆地北部は、地理の授業で習った「内陸性気候」。夏は暑く、雨も少ないことから、いくつもため池があるとは聞いていましたが、盆地の高台から低地に向けていくつもため池が設けられている様子をみて、昔から水不足への備えをこのようにしてきたのだと感動するものがありました。


ところで、今の私たちは、水不足をなかなか実感することがありません。戸田市の場合は、むしろ、荒川の氾濫や豪雨の際の市内浸水・冠水被害に対する備えを心配する方です。


しかし、皆様にはご家庭での水の備蓄をお願いしたいのです。

基本的には大人ひとりが一日に必要とする水の量は３リットルと言われていますので、最低３日分、できれば一週間分はご家庭で備蓄して、使いながら補充する「ローリングストック」を心がけいただきたいのです。




◆ローリングストックとは（一般社団法人日本気象協会「トクする！防災」）
https://tokusuru-bosai.jp/stock/stock03.html





戸田市の小中学校などの避難所には災害用井戸があり、備蓄倉庫には飲料水のストックがありますが、災害用井戸は飲料用ではありません。