昨日より始まった戸田市議会3月定例会。基本的に定例議会は年4回開催されますが、3月議会は2つの点でその他とは異なる議会となります。

まず、1点目は、市長による新年度の施政方針が発表され、それを受けて市議会各会派から市長に対する質問(総括質問)が行われることです。

ついで、2点目は、新年度の予算が議案提出され、時間をかけて常任委員会で審議されることです。
 
通常の定例会では、提出された議案に対して、議員が市の担当部長に議案内容の詳細説明を求める「質疑」と、議員が自由にテーマを設定して、市長を含む執行部に質問を行う「一般質問」が行われますが、3月定例会では、それらに先だち、各会派代表から市長に対する「総括質問」が行われます。
 
★総括質問:市長が発表した施政方針を受けて、各会派から市長に対して行われる質問。再質問と意見を述べることができる(3月定例会でのみ実施)。

★質疑:議会に提出された議案について、議員が担当部長により詳細な質問を求めるもの。回答に対して議員は再質問できるが、自分の意見を述べることはできない。

★一般質問:議員が自由にテーマを設定して、市の執行部に対して行う質問。議員は自分の意見を述べることができる。最初の質問内容については事前に通告する必要があるが、戸田市議会の場合、再質問からは内容の通告義務はない「一問一答式」を採用。議員の持ち時間は40分(相手の答弁の時間は含まれず)。

なお、議会でのやりとりは議事録に残り、それは行政がその後の施策を実行する上でのエビデンス(根拠・論拠)として扱われることになります。
 
ところで、総括質問、質疑、一般質問は、それぞれどんな内容を問うか、議員は「事前通告」しなければなりません。

事前通告した内容は、戸田市議会ホームページの「質問通告」に開催されます。

現時点では、質問通告締め切りが終わっているのは一般質問だけなので、その内容は公開されています。

総括質問、質疑の内容も順次追加されていきます。

3月議会で、各会派や議員からどんな質問が行われる予定か、どうぞご覧ください。


FullSizeRender