本日、上戸田地域交流センターあいパルで開催された、みんなの防災DAYSの2月1日イベント「アクティブ避難DAY」に午後から参加しました。
市民活動グループ「福祉で防災ネットワーク」の講座。
まず、会場では、いざと言うときに絶対必要となる「災害トイレ」の作り方講習がありました。
避難生活で人が体調を崩す原因のひとつに、トイレに行かない、行きにくいことがあげられます。
身の回りのものを使いながら、また戸田市内で開発された災害トイレキットを使いながら対応するやり方講習に、関心が集まっていました。
災害トイレ講習が終わった後は、上戸田地域交流センターあいパルの防災施設見学です。
まず、施設内の避難に使う部屋や防災倉庫を見せていただきました。
あいパルの場合、想定では360人の避難者を受け入れる用意があります。
防災倉庫には、毛布や衛生用品、食料、水などがありました。これらの補充は戸田市が行います。ただし、ペットボトル水はいくらかはあるものの、戸田第一小学校まで水をもらいに行く想定になっており、これはいざと言うときにどうなのだろうとも思いました。360人と言う避難者の想定数算出の根拠や水の問題については、担当部署に確かめたいと思います。
また、大規模停電により電源を失った場合、あいパルは非常用発電に切り替わりますが、燃料の備蓄は戸田市役所や他の避難施設同様、72時間(3日分)だそうです。太陽光発電装置(ただし電気をためる蓄電池はありません)はあるものの、備蓄している燃料が切れたら非常用発電装置を稼働させる燃料を補充する仕組みは今のところ定まっていないので、私が昨年12月議会でとりあげ要望したように、関係団体との災害時の燃料補給協定を早急に結ぶよう、引き継ぎ戸田市に求めて参ります。
屋内施設見学の最後は、一階の市民ギャラリーの場所を使って開催されているパネル展・グッズ展「わたしの防災対策」の見学でした。これは明日まで開催されています。
会場では、災害への備えや発災後の対応に役立つ書籍「東京防災」も販売されていました。この書籍はご一読なさることをお勧めします(ウェブでも公開されています:https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1002147/1006044.html)。
施設内の見学を終えた後は、あいパル北側のゲートボールができる公園に移動し、そこにある災害かまどを見学しました。一度使用すると、設備を全取っ替えする必要があるということで、まだ使用したことはないということでしたが、簡単に設営できることを確認しました。
この公園には非常時に使う道具もいくつかのベンチの下に収納されており、その鍵はあいパルと町会の自主防災会が管理しているということでした。
その後、最初の会場に戻り、アンケートに答えて終了となりました。
お手配くださった「福祉と防災ネットワーク」の皆様、上戸田地域交流センターあいパルの職員の皆様、ありがとうございました。
今日の見学を戸田市の防災・災害対応に役立ててまいります。
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