皆様にお願いがあります。

台風19号の被害の爪痕が残っており、被災された皆様におかれましては、そのご苦難に対して痛みうるばかりですが、まだ記憶がありありとりしている段階で、思われたことをお教えいただきたいのです。

私自身は、戸田第一小学校での避難所での設営と運営支援を通して、たとえば、

・雨の中の避難は高齢者には厳しすぎる

・特に足腰の弱い高齢者の方には困難で、猛烈な台風が来るとわかっていたのだから、避難警報のレベルに関わらず雨が降る前から午各避難所を立ち上げて、高齢者の方や移動困難な方の受け入れをしても良かったのではないか

・避難所へのペットの受け入れについて、基本どの避難所でも大丈夫なはずだが、その情報と受け入れ方がスタッフに共有されていなかった


・足りなかったブルーシートや毛布
・最初の避難場所となった体育館の中では防災無線がまったく聞こえず、防災ラジオを持ち込んでも今度は風雨の音でラジオ音声が聞こえずらかった
・防災倉庫と体育館が運動場を挟んで再反対の場所にあり運動場に水が溜まって通れなくなったことで、避難所から防災倉庫へのアクセスが困難になった
・自治防災組織が出動するタイミングが共有されていなかった
・避難所には災害に関する情報がこず、避難者の方はとても不安に思われていた

・食糧については、避難に際して自分で持ってくることを呼びかけているから、どうしてもと言われる方がいれば別に対応するが、基本、豪雨の中防災倉庫を開けて備蓄食料を取り出すのは困難だとの説明を受けた(言っている意味は理解するが、温かい食事があることが安心感につながると私は思う)

・ツイッターで流れてくる市民の方のニーズにタイムリーに応えるような公的情報発信が難しかった

・・・ことなどを思いました。

総じて、もし、私が9月議会でとりあげた首都直下地震が起こったら、今の体制では避難に混乱をきたす、なんとか状況に対応し、機能する災害対応になるように仕組みを見直さねばと思った次第です。とても危機感を覚えました。

今、まだお疲れで大変な時期ではありますが、記憶が薄れぬ前にどうか体験されたことや思われたことをお教えいただけないでしょうか。

戸田市では、現在、被害状況を把握し、また浸水家屋の消毒などを準備している最中で、市の職員の方々は大変忙しくしております。台風直撃下の避難所では少ない人数で避難所運営、台風が過ぎたばかりの深夜も午前1時を過ぎても冠水道路に立って、車の迂回誘導にあたられていた職員さんたちの姿を目にしました。

戸田第一小学校では、体育館から校舎二階の教室に避難場所が変更になった際に、校長先生自ら足腰の弱い高齢者の方を背負われて運ばれていました。頭の下がる思いでした。


同じように危機感を持った市民の方、議会や行政と力を合わせ、戸田市にお住まいの皆さまにとって、より良い仕組みづくりに取り組んでまいります。

そのための皆様の貴重な生のご体験をお教えくださいませ。

氏名が気になる方は匿名でも構いません。

戸田市の方でなくても構いません。

個人情報や秘密は議員として責任を持って守ります。

お教え頂ける方は、私まで
まずはメール fuyu884@gmail.com
でお願いします。

お電話を希望される方は、その旨と電話番号をメールください。こちらからおかけいたします。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

戸田市議会議員 林冬彦

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