今日は東京都知事選挙の選挙活動最終日。

私の家族もそうですが、東京に隣接し、東京都内に通勤・通学する「埼玉都民」が多く住む私たちのまち、戸田市です。

なので、首都圏直下型地震などの災害への危機対応や、また東京オリンピックのボード競技会場などの見直しという点で、この東京都知事選挙は戸田市民にとっても重要なことと思い、この都知事選挙には注目していました。


私は祖母が阪神淡路大震災で被災しました。倒れたタンスの下敷きになり、幸いにも命はとりとめましたが、あの大震災では6000人以上の方がお亡くなりになりました。

歴史に「もし、たら」はないと言われますが、あの時、県知事がもっと早く自衛隊に出動要請していたら・・・、後になって「なんせ初めてのことだったもんで」といいわけした社会党(当時)党首の村山富市氏が首相でなかったら・・・もっと迅速で的確な対応ができたのでは。

リーダー次第では死ななくてもいい命がもっと救われたのではないかと無念でたまりませんでした。


あの阪神淡路大震災の悲劇を二度と繰り返してはなりません。


今回の都知事選挙ではまず首都圏直下型地震等の大災害に対して日常的な危機管理と、万が一災害が発生した時に知力・体力・判断力が必要とされるリーダーシップを発揮して対応できる人がどうかという視点で、都知事選候補者をみていました。


また、もう一つの注目点が「東京オリンピック競技会場の見直し」でした。

戸田市にある戸田ボートコースで練習を重ねるボート競技団体の監督会が、競技環境と費用の面からこれまでになんどもボート会場を彩湖にと懇願してきたにもかかわらず、監督会が彩湖を会場とした場合約50億円かかると見積もった約10倍の500億円近くの費用が最低見積もられている東京・海と森水上競技場からの会場変更がまったく考慮されませんでした。

 (詳しくは、私がまとめたこちらのサイトをご参照ください)
  ↓ ↓ ↓
  2020年東京オリンピック「ボート・カヌー競技会場」選定についてのまとめ
  http://matome.naver.jp/odai/2145519176023132201


この東京オリンピック競技会場の問題に対し、新しく選ばれる知事で、どの方ならこの問題にメスをいれてくれる可能性があるのかを見続けていました。東京オリンピック競技会場建設には多くの利権が関係していると言われていますが、それに対して、東京都議会に対して戦える人は誰なのかに注目していました。


そんな視点からみると、多くの候補者が立候補されている中で、実質この人ならと思える方が、お一人いました。

それは、小池百合子さんでした。

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なので、東京都知事選挙戦の最後の演説会場、JR池袋駅西口に行きました。

これは、その時に撮影した小池百合子さんの映像です。




大きな選挙にはありがちな政党がバス移送で動員をかけるような雰囲気とはまったく違った光景がありました。

ひとりひとりが何かしら緑色のものをもって、大勢の方が駆けつけていました。