<戸田市下戸田地区の方へ>

私は、実はあまり公開していないのですが、現在、群馬県渋川市を中心に地域に残る民俗文化財の映像記録と、その民俗文化材を題材にした渋川市内の小中学校での文化の授業を担当しています。

もともとは7年前に、江戸時代から渋川市に残る農村歌舞伎舞台「上三原田の歌舞伎舞台」に関わったことがきっかけとなって、地方の民俗文化財の記録と小中学校での授業に関わることになったのですが、その話はまたいずれ。


今日の話は、私たち戸田市にある民俗文化財のひとつ「下戸田ささら獅子舞」のことです。

子どもの時分からはなかなか興味を持つものではありませんが、大人になってちょっと民俗学のことだとか、伝統文化の面白さを知るようになってくると、こういった民俗文化財の味がわかるようになってきます。

古いものというだけでなく、それを時代の流れの中で人が伝えてきたというのが面白い。やっている人の心の中にそれを前任者から受け継ぎ、そして後世に伝えたいと思う何かがなければ今日まで伝わるものではありません。その存在が地域の和をつくる何かと繋がっているからとか、それを受け継ぐことで先人達をメッセージを感じるからとか、何かあるはずです。

ま、そんなことはさておき、「下戸田ささら獅子舞」もこの戸田で代々受け継がれてきたものです。映像公開もされています。



この下戸田ささら獅子舞、現在、保存会の会員を募集されているとか。

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面白そうだと思う人、特に子どもさん、応募してみてはいかがでしょうか。

自分の成長を促す何かがそこに必ずあるはずです!

私は群馬県でそういう瞬間を何度も見てきました。だから自信をもってお薦めします。