1月26日の朝日新聞に「五輪会場 異論と不安」という見出し記事が載りました。

記事のリード文には「競技者側が会場計画に異論を唱える動きも出ている」とあり、本文には、ボート・カヌー会場のことも書かれています。


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 東京都が491億円を投じて、東京湾の埋め立て地に新設するボート・カヌー競技会場の「海と森水上競技場。日本カヌー連盟が「会場は風と波がひどく、競技に向かない」として、招致段階から都などに再検討を申し入れていた。

 日本ボート協会は「都内に国際規格のコースがほしかった」と歓迎するが、ロンドンまで5大大会連続出場したボート選手、武田大作さんは現地をみたうえで、「波が岸壁に当たって返し波が来る。両岸の傾斜を緩やかにしないと、端のコース選手は不利」と指摘する。施設は大会後も利用される予定だが、「強風の問題もあり、有効活用されるとは思えない」と話す。

 カヌー連盟や武田さんが代替案として提示したのは、1964年東京大会のボート会場、戸田漕艇場に隣接する彩湖。地元の埼玉県戸田市も14年9月、「競技の公平性が保たれる」として、彩湖への会場変更を都や組織委員会に要望した。「『急きょ』があれば、対応する準備はある」と市担当者は言う。

(朝日新聞 2016年1月26日朝刊39面)


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これまでにこのブログで、何度か2020年東京オリンピックボート会場についての新聞記事などを紹介してきましたが、東京都が彩湖に比べて10倍以上の費用がかかると見込まれる場所で、しかも、風や波、騒音、大気汚染、ボートを浸食する塩分などの問題から監督会も反対する場所になぜ固執するのか、一体その背景に何があるのか、逆に興味をもってしまいます。

昨年は、五輪エンブレムや新国立競技場のことが社会問題ともなりましたが、今年はこれが社会問題になるかもしれません。


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(朝日新聞 2016年1月26日朝刊 39面)


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