神保国男市長の仕事始めの言葉が神保市長のFacebookページにアップされていました。

なかなかのお言葉。

戸田市に住む私たちがこの思いをみんなで持てば、戸田市がますます暮らしやすい、魅力的なまちになると思いました。

転載させていただきます。

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 明けましておめでとうございます。

 今年は戸田市が市制施行50周年を迎える記念すべき年です。過去から学び、未来に飛躍する節目の年にあたり、皆さんとともに、全力で業務に励んで参りたいと、心を新たにしております。

 さて、昨年は、10月に、まち・ひと・しごと創生法に基づき、「戸田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を県内ではいち早く策定しました。総合戦略にお いては「住みたい住み続けたいまち戸田」というブランドの確立を目指し、戸田市の新たな価値の創出及び活躍する「ひと」の創生といった基本理念の下、4つ の基本目標を定めております。策定にあたっての前提となった第四次総合振興計画の後期基本計画が平成28年度からスタートしますが、50周年をさらなる発 展の契機として、本市が目指す将来像を改めて見つめ直し、一つひとつの施策を着実に実行していきましょう。

 さて、今年は、そのような記念すべき一年を彩る様々な記念事業を展開していきます。その一端として、9月には、全国市町村交流レガッタ戸田大会を2日間 にかけて開催します。出場選手や観覧される方など、全国から集まる多くの方に「ボートのまち戸田」をPRし、魅力を堪能していただきたいと考えておりま す。

 そして、50周年記念日となる10月1日には、記念式典及び「とだ50祭(さい)」と銘打ったお祭りを開催します。半世紀にわたり歩み続けた戸田市の歴 史を振り返るとともに、未来に向けてさらに歩みを進めるターニングポイントにふさわしいイベントとなることを期待しています。

 さて、今年の干支である申の意味は「伸ばす」で、「草木が十分に伸び、実が成熟して香りと味がそなわり固く殻におおわれていく状態」とされています。

 昭和41年、県内24番目の市として誕生した戸田市は、50年間、歩みを止めることなく成長を続けて参りました。人口は当時の2倍以上になり、平均年齢 も20年連続で県内一若いまちを更新し続けております。このように、若々しく活気に溢れた戸田市は、成熟というにはまだ早く、攻めの施策を打ち出し、さら に成長を続けられるまちだと考えております。

 一方で、厳しい財政状況や、今後確実に到来する急速な高齢化など、我が市を取り巻く環境は決して楽観できるものではありません。また、時代の流れやライ フスタイルの変化に伴い、市民ニーズは今後ますます多様化してまいります。そのような状況の中、戸田市が選ばれ続けていくためには、皆さんが危機感を持っ て日々研鑽を積み、市民の皆様や企業など多様な主体を巻き込んだ「オール戸田」でのまちづくりを進めていかなければなりません。

 「わたしがつなぐ、戸田の未来。」という市制施行50周年を飾るキャッチコピーには、それぞれの世代の「わたし」が、戸田という街を次代へつないでいく という想いが込められています。改めて、「自分たちのまちは自分たちの手で」という自治の原点にしっかりと軸足を置き、一人ひとりが主役になって輝き続け ることで、戸田の未来は50年先も100年先も明るいものであり続けると確信しております。

 今年も、日々挑戦を重ね、「みんなでつくろう 水と緑を活かした 幸せを実感できるまち とだ」の実現に向けてあらゆる取り組みを全力で推進していきたいと思います。

 今年も一年間、ともに頑張りましょう。