個人的な話です。
戸田市では今日明日と戸田市役所・戸田市文化会館、市役所西側の歩行者天国を会場に戸田商工祭が開かれております。
私も明日、地域通貨deお仕事体験隊のお世話係として朝から会場におりますが、本日は始発電車に乗りこみ、群馬県渋川市に行っておりました。
群馬県渋川市赤城町上三原田に江戸時代から続く農村歌舞伎舞台があり、6年前にご縁をいただいて以来、何度か足を運んでいるのです。国の重要有形民俗文化財に指定されている歌舞伎舞台。伝わっているのは舞台だけでなく、その操作法もです。舞台の操作は全て人力で80名が必要で、しかも操作を許されるのは上三原田の人のみという厳しい掟がありました(かつては上三原田の人でも長男、跡取りのみだったそうです)。



この歌舞伎舞台は、地元の水車大工・永井長次郎か上方で修行して帰郷した後に作り上げたと伝えられています。どのように動かすかなど、永井長次郎独自の工夫があり、日本ではここだけという特殊機構ももっています。昔の日本人の想像力と独創力には驚くばかり。
ここ4年ほど修復作業が続いておりましたが、今年11月15日に5年ぶりに農村歌舞伎が開催されることになりました。私は今年も設営や操作のお手伝いとして参加いたします。
私はこのような伝統文化に心惹かれます。文化は外から見える部分(表舞台)、外から目に見えない部分(裏舞台)、評価する人(観客)の三位一体でできているもので、特に目に見えない部分を担っている人たちの思いや働きについ目がいきます。上三原田の方々、操作伝承委員会の方々も歌舞伎当日は裏方操作を担うので、自分たちが歌舞伎芝居を見ることはありません。お客さんに歌舞伎を振る舞うその1日のために、何日もかけて準備します。
でもこれは伝統文化だけのことではないですよね。人の営みに関わるほとんどのことに当てはまることです。
今日は群馬県渋川市赤城町上三原田の方々の姿に学ばせていただきました。
戸田市では今日明日と戸田市役所・戸田市文化会館、市役所西側の歩行者天国を会場に戸田商工祭が開かれております。
私も明日、地域通貨deお仕事体験隊のお世話係として朝から会場におりますが、本日は始発電車に乗りこみ、群馬県渋川市に行っておりました。
群馬県渋川市赤城町上三原田に江戸時代から続く農村歌舞伎舞台があり、6年前にご縁をいただいて以来、何度か足を運んでいるのです。国の重要有形民俗文化財に指定されている歌舞伎舞台。伝わっているのは舞台だけでなく、その操作法もです。舞台の操作は全て人力で80名が必要で、しかも操作を許されるのは上三原田の人のみという厳しい掟がありました(かつては上三原田の人でも長男、跡取りのみだったそうです)。



この歌舞伎舞台は、地元の水車大工・永井長次郎か上方で修行して帰郷した後に作り上げたと伝えられています。どのように動かすかなど、永井長次郎独自の工夫があり、日本ではここだけという特殊機構ももっています。昔の日本人の想像力と独創力には驚くばかり。
ここ4年ほど修復作業が続いておりましたが、今年11月15日に5年ぶりに農村歌舞伎が開催されることになりました。私は今年も設営や操作のお手伝いとして参加いたします。
私はこのような伝統文化に心惹かれます。文化は外から見える部分(表舞台)、外から目に見えない部分(裏舞台)、評価する人(観客)の三位一体でできているもので、特に目に見えない部分を担っている人たちの思いや働きについ目がいきます。上三原田の方々、操作伝承委員会の方々も歌舞伎当日は裏方操作を担うので、自分たちが歌舞伎芝居を見ることはありません。お客さんに歌舞伎を振る舞うその1日のために、何日もかけて準備します。
でもこれは伝統文化だけのことではないですよね。人の営みに関わるほとんどのことに当てはまることです。
今日は群馬県渋川市赤城町上三原田の方々の姿に学ばせていただきました。
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