戸田市最大の商店会主催祭・上戸田ゆめまつりがいよいよ明日開催されます。

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(これは昨年の様子)

午後3時頃に会場となる市役所西側を通りかかると、アイ電設さんが明日のための電気配線工事をされていました。

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明日は、戸田市の小学校の児童たちによるお店「地域通貨deお店体験隊」も開催されます。場所は昨年までの場所とは異なり、戸田市文化会館前北側となりました。

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(このトコバスのバス停の向こう側あたりです)

今回は上戸田商店会から39店舗出店します。これに「地域通貨deお店体験隊」と「福島県はなわ町」が加わります。


この上戸田ゆめまつりは今回で19回目を迎えます。

私が戸田市に来た11年前はきもの三京の三坂さんが商店会長で野の花屋の安西さんが実行委員長でした。その後、商店会長は金子商店の金子さん、自家焙煎珈琲豆工房まめぞうの佐藤さんへと代替わり、実行委員長も佐藤さん、てつデンタルクリニックの洞沢さんに交代して現在に至ります。

このお祭りの準備は約半年前から始まります。今年も上戸田商店会の若手を中心として実行委員会がつくられ、20時にカフェ・シバケンに集まって毎月準備を重ねてきました。私もその中に参加しています。

上戸田ゆめまつりの特徴のひとつは「前年度の内容をそのまま踏襲することはない」ということです。常に新しい要素を加えながらお客様に楽しんでいただけることを考えます。実行委員会にも、声を掛け合いながら毎年新しい若い人たちが入ってきます。経験が若い人たちに継承されています。それが上戸田商店会の強みになっています。

上戸田ゆめまつりの形態が大きく変わったのは、きもの三京の三坂さんが商店会長、野の花屋やカフェ・シバケンのオーナーの安西さんが実行委員長でコンビを組まれた時でした。「感謝」という気持ちを大切にされていた安西さん。この地で商売させていただいているということへの感謝として、景観を含めた地域の雰囲気づくりやお客様への感謝の気持ちを表す場として上戸田ゆめまつりの位置づけを定められました。もちろん、出店者にとっては自店のPRや販売の場ではありますが、それ以上に、地域にお返しする場、みなで戸田市のことを大切に思いながら育っていく場というテーマを鮮明にされました。

戸田市が文化あふれる素敵なまちになってほしいという思いから、上戸田ゆめまつりでは音楽イベントも大切にしています。その出演者の選定やジャンルも、このイベントを通してアーティスト方々にとっても育つ機会になってほしい、そして、この戸田市を好きになってほしいという気持ちを込めながらやっています。

道半ばにして安西さんが病に倒れられ逝去された後も、安西さんの心は実行委員会の皆々に受け継がれました。

上戸田ゆめまつり、いよいよ明日、開催です。

どうぞ、皆様、ご来場ください。お待ちしております。