個人的な話ですが、自治体職員向けの広報指導を受け持っておりまして、このシーズンいくつもの自治体に出講しております。
広報といえば、Webを中心としたデジタルツールの利用に関心が大きかったものの、現場においては、広報誌を中心としたアナログツールの活用にも依然として関心が高いようです。
しかし、近年は今後の流れとして紙媒体のアナログツールは電子ブックなどのデジタルツールに置き換えられてしまうのではないかといったような懸念がありました。
しかし、今年よりAR(拡張現実)とい技術を広報誌に取り入れる自治体が増えてきました。これは一見写真のようですが、目には捉えにくいプログラムが写真の中に書き込まれていて、再生用のアプリを立ち上げたスマホやタブレットをその写真にかざすと、自動的に動画が再生される仕組みです。
私が住む埼玉県でも、三吉町を皮切りに、春日部市、和光市などがARを広報誌に取り入れており、今月号の見どころや、メッセージ、イベントの様子、インタビュー映像、手話を学ぶための映像などが提供されています。
デジタルには奥深い情報を提供できるという利点がある一方で、情報が多くなりすぎて全体を掴みにくいという欠点があります。特に最近自治体では動画情報が多く用意されるようになりましたが、たくさんある映像をわざわざ探し出して見に行こうという市民はなかなかいません。
アナログには紙面が限られており提供する情報の量に限りがあると言う欠点がある一方で、全体をつかみやすい、また市の広報誌なら毎月確実に手元に届くという特徴があります。
アナログのもつ全体を掴みやすいという長所とデジタルのもつ奥深い情報を提供できるという長所の両方を活かせるのがARだと感じています。スマホやタブレットをかざせば動画が流れ、人の心に関心が生まれます。興味や関心こそがさらに深い情報を求めようという動機になります。
確実に手元に届く、全体を概観できるという画期的な何かが登場しない限り、紙媒体の必要性は今後も変わらない、もしくはさらに増すような気がします。

http://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/
(埼玉県入間郡三芳町)
広報といえば、Webを中心としたデジタルツールの利用に関心が大きかったものの、現場においては、広報誌を中心としたアナログツールの活用にも依然として関心が高いようです。
しかし、近年は今後の流れとして紙媒体のアナログツールは電子ブックなどのデジタルツールに置き換えられてしまうのではないかといったような懸念がありました。
しかし、今年よりAR(拡張現実)とい技術を広報誌に取り入れる自治体が増えてきました。これは一見写真のようですが、目には捉えにくいプログラムが写真の中に書き込まれていて、再生用のアプリを立ち上げたスマホやタブレットをその写真にかざすと、自動的に動画が再生される仕組みです。
私が住む埼玉県でも、三吉町を皮切りに、春日部市、和光市などがARを広報誌に取り入れており、今月号の見どころや、メッセージ、イベントの様子、インタビュー映像、手話を学ぶための映像などが提供されています。
デジタルには奥深い情報を提供できるという利点がある一方で、情報が多くなりすぎて全体を掴みにくいという欠点があります。特に最近自治体では動画情報が多く用意されるようになりましたが、たくさんある映像をわざわざ探し出して見に行こうという市民はなかなかいません。
アナログには紙面が限られており提供する情報の量に限りがあると言う欠点がある一方で、全体をつかみやすい、また市の広報誌なら毎月確実に手元に届くという特徴があります。
アナログのもつ全体を掴みやすいという長所とデジタルのもつ奥深い情報を提供できるという長所の両方を活かせるのがARだと感じています。スマホやタブレットをかざせば動画が流れ、人の心に関心が生まれます。興味や関心こそがさらに深い情報を求めようという動機になります。
確実に手元に届く、全体を概観できるという画期的な何かが登場しない限り、紙媒体の必要性は今後も変わらない、もしくはさらに増すような気がします。

http://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/
(埼玉県入間郡三芳町)
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