今日の産経新聞に、戸田市笹目中学校のPTA理事会が「笹中版家庭教育20の心得」を策定し、入学式で新入生約200人の保護者に配布したことが大きく記事として採りあげられていました。

「自分から進んで家庭や地域の方にあいさつをする」「日頃から言葉遣いに注意する」から始まる心得、子供向けでなく、保護者の方に向けての心得です。

子供は大人のことをよく見て真似をしますからね。大人であっても積極的に挨拶したり言葉遣いに注意したりすることはとても大切なことだと思います。

まだ挨拶をしあう良き伝統がなんとか続いているまち・戸田市らしい心得ですね。

この心得は保護者の方が自分でチェックできるようチェックリストが付いているそうです。また、2、3年生の保護者の方にも近く配布されるそうです。


笹中版家庭教育20の心得(要旨)は次の通りです。
  1. 自分から進んで家庭や地域の方にあいさつをする
  2. 日頃から言葉遣いに注意する
  3. 早寝・早起き・朝ご飯など生活習慣定着に努める
  4. 子供の遊び相手をゲーム、テレビに任せない
  5. 毎日子供との会話の機会を設け話をしっかり聞く
  6. 子供の変化を見逃さず具体的良さも見つけほめる
  7. 家族間で守らなければならない明確な約束がある
  8. 携帯電話、SNSなどの正しい使い方を話し合う
  9. 親の都合で怒らず子供に意味のある叱り方をする
  10. トラブル発生にも子供の言い分だけを信じない
  11. 学校便りや通知文に目を通し学校の教育活動を理解
  12. 授業参観や公開授業はできるだけ学校に足を運ぶ
  13. 家庭学習を習慣化するため見届けや励ましをする
  14. 子供のしつけや服装など学校任せにしない
  15. 子供の前で友達や先生の悪口を言わない
  16. 子供にお手伝いやボランティアの機会を与える
  17. 学校行事・PTA行事に積極的に参加する
  18. 地域行事など子供と一緒に参加する
  19. 親戚や近所などの身近な付き合いを大切にする
  20. 大人への感謝の言葉を日頃から子供に指導する
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(産経新聞 2014年4月16日)