埼玉新聞ウェブサイトに「戸田市長が名誉毀損で告訴状を提出」という記事がアップされていました(朝日新聞にも同様の記事が掲載されました)。

先日から、市長に対する事実無根の虚偽を書き連ねたビラを駅頭で配ったりポスティングしていた男性二人が名誉毀損罪で告訴されたという内容です。

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http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/03/07/10.html



朝日新聞記事では、名前こそ記されてはいないものの、記事にある虚偽ビラを配って名誉毀損罪で告訴された人物が誰なのかわかる内容でした。

そういえば、先日、私の自宅のポストにもこのA2サイズの紙に印刷されたそのビラが投函されていましたね。

私は、発行者に「真の公平・公正・公開の戸田市政を実現する会(広報委員長・政策委員長みねぎし光夫)」と記されているそのビラの、ゴシップ週刊誌のような書き方に、戸田市が腐敗にまみれているに違いないという書き手の妄想世界と市長を貶めたいという悪意を感じました。

本人が個人的に妄想するのは自由ですし、その内容が自分のことだけであれば文章にして街頭で配ったりポスティングしたりするのも表現の自由ということでいいでしょう。

しかし、事実無根の虚偽でもって他者を貶める行為は違います。

ましてや、自分の評判を高めたいがために、市のために尽くしている人や企業をターゲットにするのは人として恥ずかしいばかりです。

自分の評判を高めたいのであれば、自分のことだけで勝負すべきでしょう。それが武道を修めた人がとるべき正々堂々の道だと思います。

かつては有権者からの信託を受け政治家の地位にあった人が、今やこんなやり方で自身を表現するようになってしまったとは、残念で仕方がありません。