戸田市自治基本条例中間報告会が7月27日（土曜日）に開催されます : 戸田市に住むと楽しいな！

私たちの戸田市は、実は今、静かに大きく変わろうとしています。

それは「自治基本条例」の制定作業が進んでいるからです。

私たちはふだん暮らしている時には、この日本は民主主義の国で、私たちの生活は「自治」の仕組みの中で営まれているということをまったく意識しません。

地方自治法という法律のもとで都道府県市町村という行政区画に分けられていて、私たちの場合、その最小単位が戸田市です。そして、市民が直接選挙によって、自治体政策の決定機関である議会の議員と、その政策を実行する行政のトップである市長の両方を選んでいます。

このブログでも何度か書いていますが、日本の自治の仕組みは何から何まで行政がやってくれるのではなく、地域での暮らしに関わる身近なところは町会などの自治組織に委ねられて（自治組織が担って）います。例えばゴミの収集や処理は自治体が担いますが、ゴミを出す場所を決めたり管理清掃は町会が担います。市の全体的な防災計画は自治体が作りますが、町会単位の具体的な災害時対応は自主防災組織が担います。

今、３年の期間をかけて制定作業が進められている「戸田市自治基本条例」は、「幸せを実感できる暮らしやすいまち・戸田市」に向けて、私たち戸田市での暮らしに関わる問題を市と市民がどのように関わりあいながら解決していくかという「まちづくりのルール」です。

http://www.city.toda.saitama.jp/458/457784.html

戸田市は「形だけ整える」のではなく、本気でつくっています。

形だけ整えるのであればひな形をつかって条文はつくれます。しかし、戸田市は３年かけてじっくり地域の問題の掘り起こしや共有からはじめ、いろいろな人が関わりながら、進めています。

今度の土曜日、7月27日午後１時半よりその中間報告会が市役所で開かれます（受付は１時から）。

私も参加する予定です。まちづくりに関心のある方、ぜひ足をお運びください。