本日の読売新聞に埼京線の記事が掲載されていました。
今月末の30日に埼京線に新型車両が導入されますが、従来の埼京線が「混雑で遅れる」という悩みを軽減するために、定員が1割多くなっているそうです。
新型と会える日、もう少しですね。

(読売新聞 2013年6月18日)
3月のダイヤ改正から3ヶ月。JR東日本は県内の乗客が多い武蔵野線と埼京線で「よくするプロジェクト」と銘打ち、乗客の声を生かす取り組みを進めている。「風が吹けばすぐ止まる」武蔵野線と「混雑がひどく遅れやすい」埼京線のイメージ改善につながるか。
武蔵野線は新松戸駅と府中本町駅を結ぶ路線として1973年に部分開業し、今年で40周年を迎える。宅地開発による利用増を見込み、貨物列車の線路に電車を走らせた。最近は“東京メガループ”と名付け、京浜東北線や私鉄をつなぐ役目を果たしている。
JRによると、寄せられる苦情で多いのが、強風による遅れや運休だ。江戸川がある三郷―南流山間と、荒川をまたぐ北朝霞―西浦和間などが障害になる。特に台風や春先の猛烈低気圧といった悪天候が原因で、年に10日程度、運行障害が発生している。
だが、2007年以降設置した防風柵が効果を発揮し、最近は運休が減って遅れも短くなった。これまで東所沢駅だけだった折り返し設備も、昨年開業の吉川美南駅に設置。トラブルがあっても、途中で折り返し運転できる場所を増やした。
一方、埼京線の乗客の悩みは朝夕ラッシュ時の混雑が激しく、遅れが目立つことだ。「乗客が多い駅で乗り降りに時間がかかり、遅れにつながる」という。ここで手を打ったのは、車幅を広げ、定員が1割多い新型車両の導入だ。夏以降、順次本数を増やす。
また、沿線には若い家庭が多い。ベビーカーの乗り降りを楽にしようと、新車両は床を5センチ低くして、ホームと車両の段差を小さくした。JR東日本広報部は「今後も乗客の意見を聞きながら、改善を進めたい」と話している。
今月末の30日に埼京線に新型車両が導入されますが、従来の埼京線が「混雑で遅れる」という悩みを軽減するために、定員が1割多くなっているそうです。
新型と会える日、もう少しですね。

(読売新聞 2013年6月18日)
「風吹けば止まる」武蔵野線 「混雑で遅れ」埼京線
JR東 イメージ改善作戦 防風柵、広い新型車両
JR東 イメージ改善作戦 防風柵、広い新型車両
3月のダイヤ改正から3ヶ月。JR東日本は県内の乗客が多い武蔵野線と埼京線で「よくするプロジェクト」と銘打ち、乗客の声を生かす取り組みを進めている。「風が吹けばすぐ止まる」武蔵野線と「混雑がひどく遅れやすい」埼京線のイメージ改善につながるか。
武蔵野線は新松戸駅と府中本町駅を結ぶ路線として1973年に部分開業し、今年で40周年を迎える。宅地開発による利用増を見込み、貨物列車の線路に電車を走らせた。最近は“東京メガループ”と名付け、京浜東北線や私鉄をつなぐ役目を果たしている。
JRによると、寄せられる苦情で多いのが、強風による遅れや運休だ。江戸川がある三郷―南流山間と、荒川をまたぐ北朝霞―西浦和間などが障害になる。特に台風や春先の猛烈低気圧といった悪天候が原因で、年に10日程度、運行障害が発生している。
だが、2007年以降設置した防風柵が効果を発揮し、最近は運休が減って遅れも短くなった。これまで東所沢駅だけだった折り返し設備も、昨年開業の吉川美南駅に設置。トラブルがあっても、途中で折り返し運転できる場所を増やした。
一方、埼京線の乗客の悩みは朝夕ラッシュ時の混雑が激しく、遅れが目立つことだ。「乗客が多い駅で乗り降りに時間がかかり、遅れにつながる」という。ここで手を打ったのは、車幅を広げ、定員が1割多い新型車両の導入だ。夏以降、順次本数を増やす。
また、沿線には若い家庭が多い。ベビーカーの乗り降りを楽にしようと、新車両は床を5センチ低くして、ホームと車両の段差を小さくした。JR東日本広報部は「今後も乗客の意見を聞きながら、改善を進めたい」と話している。
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