戸田中央医科グループ戸田中央看護専門学校の載帽式が先日開催されたことが、本日の埼玉新聞に記事掲載されていました。

戸田中央総合病院さんには病気の時に御世話になっています(本館内のタリーズもよく使っています)。

私は大学から大学院にかけて、社会心理学という観点から「生と死に関する意識構造の研究」という共同研究を済生会中津病院を始めとする看護学校の先生方とやっておりました。看護学校の学生さんが実習を通して「生きる」「死ぬ」という考え方に大きな変化が生まれ、それがどのように看護のやり方に影響を及ぼすかという研究でした(その研究の成果は結婚前の秋篠宮紀子様に学会で聞いていただきました)。

載帽式以降、看護学生さんたちは新たに臨地実習にはいるわけですが、看護学生さん達には立派な看護師目指して頑張ってもらいたいものです。

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(埼玉新聞 2013年5月29日)


心の灯で希望の光を
戸田 看護学生にナースキャップ

戸田中央医科グループ(戸田市本町、中村隆俊会長)が運営する戸田中央看護専門学校(中村毅校長)の2013年度「載帽式」が24日、川口総合文化センターリリアの音楽ホールで開催された。

載帽式は、看護学校入学後に一定期間、看護の基礎を履修し、その評価のもとに新たな決意をもって看護を職業として選択するひとつの区切りとして行われ、看護の象徴であるナースキャップを与える儀式。同校では1977年の開学以来、実施してきている。

この日、ナースキャップが与えられたのは、昨年入学した第一学科18期生の生徒79人。ナイチンゲール像を舞台の中心に、パイプオルガンの音色が鳴り響く幻想的な雰囲気の中、一人一人が壇上でナースキャップを戴き、ナイチンゲールがともした看護の心の灯を継承するともしびの行に臨んだ。

式辞で中村毅校長は「心ある看護を続けることで、患者さんに希望の光をともすことができる。今後始まる臨地実習で看護の本質を勉強し、人間性豊かな看護師になってほしい」と学生たちにエールを送ると、学生たちは全員で「いかなる時も患者さんを第一に考え、幅広い視野を持って行動できるよう日々努力し、苦しい道のりも乗り越えられるよう仲間と絆を深め、看護の道を進んでいきたい」と誓いの言葉を述べた。

(土沢貴弘)