2年前の東日本大震災の際、私は仕事で越谷市におりました。電車がストップしたという情報は直ぐに入ってきましたが、バスなどは動いていないか駅まで確かめに行った目に入ってきたのは、無情にも人を閉め出しシャッターを下ろす南越谷駅の光景でした。

もちろん、あの地震は規模が大きく、JRもどう対処したら良いかわからなかったのでしょう。電車の復旧も見込みがたっておらず、構内に人を入れておく必要性を感じなかったのだと思います。それでも、シャッターを下ろしていく光景は、あまり良い印象ではありませんでした。

さて、今日から5月が始まりましたが、本日、戸田市はJR東日本と「地震災害時における帰宅困難者に対する対応」について協定を結びました

主な内容は、
  • 帰宅困難者の避難誘導を市と駅が連携・協力して取り組むこと
  • 帰宅困難者の一定数を駅施設に収容すること
  • 帰宅困難者が駅のトイレ及び公衆電話を使用できるように努めること
  • 平常時から応援体制及び情報収集体制の整備に努めること
だそうです。

今、夏に向けてJR戸田公園駅のビーンズも耐震補強工事の真っ最中。

他地区から戸田市に働きに来ている方々にとって、戸田市で働く不安を少しでも減らすことにつながる今回の協定ですが、戸田市に住んでいて他地区に働きに行っている方にとっても、駅が開いているといことは災害発生時に他市にいても戸田市の情報が(少なくても駅周辺の情報が)収集できるということですから、とてもありがたいことだと思います。



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http://www.city.toda.saitama.jp/462/461662.html