先日、仕事で足利市に向かっている時に東武伊勢崎線久喜駅で「この電車、加須(かぞ)に停まりますか」と年配のご婦人から尋ねられました。その電車は久喜発の館林行各駅停車だったので「はい、3駅目が加須になります。私もそちら方面ですから一緒に行きましょう」と申し上げました。
それからしばらくお話が始まったのですが、その方は福島から避難されてきた方で、加須市に避難されている友人を訪ねて東武伊勢崎線に乗られたそうでした。
加須について、鯉のぼりの街であるとか、加須うどんが名物だとか、五家宝というお菓子があるとか、私が加須について知っていることを申し上げましたが、その加須の面白い動きが本日の読売新聞朝刊に掲載されていました。
加須市が「カレー」をまちの名物にするそうです。
かつて私はいろんな地域に住んでいた方々が移り住んでくるこの戸田市を「カレーのまち」にしたいと思ったことがあります。カレーは和洋中どの分野にも応用できますし、当時は埼玉県で「カレーのまち」を名乗るところがなかったからでした。そして、戸田市ブランド委員会で提案したり、このブログでエイプリルフールネタとして採りあげたりしましたが、加須市の場合は、地元産の野菜を使えるという点でカレーをテーマとするまちづくりが進めやすかったようです。
いつもは加須市にはうどんを食べに行きますが、今度はカレーを食べに行きたいです。

(読売新聞 2013年4月16日)
加須市の農家や商店などでつくる「加須カレー研究会」が、地元産食材を使ったオリジナルの「加須カレー」を考案し、飲食店とメニューを共同開発するなどして販路を広げている。これまで、市内外で加須カレーを使ったパンやライスバーガー、カレー丼などが商品開発されており、加須うどんに続く新たな名物として定着しつつある。
「お客さんにも徐々に知られてきました。今では人気商品の一つです」。加須市中央のパン店「小松ベーカリー」で、加須カレーのパンを作った竹田有司さん(31)は手応えを口にする。同店では3月中旬から、「加須カレーパン」(税込み160円)、「加須カレーコロッケロール」(同170円)、「チーズ加須カレーパン」(同180円)と、加須カレーを使った3種類のパンの販売を開始。毎日計20個ほど作り、半月で約200万円を売り上げた。
「この店から、加須カレーを名物として広く浸透させていきたい」と竹田さん。売上を伸ばすべく、増産や夏に向けての新商品開発も検討している。
加須カレーは、コメや豚肉、トマト、タマネギ、キノコなどの具材からスパイスのターメリックまで、すべて加須市内で生産されたものを使ったオリジナルのカレーだ。ジャガイモなどは使っておらず、味はインド風。昨年1月、市民らが地元の農産物をアピールしようと、幅広い人気のカレーに着目して同研究会を設立、試作を重ね、完成させた。
主にイベントなどで販売してきたが、「飲食店でも販売してもらい、名物に定着させよう」と、今年に入り共同研究を始めた。これまで、加須市の3店と上尾市の1店で商品化したほか、複数の店で開発が進行中だ。
同研究会事務局を務める広告代理業の佐伯武久さん(45)は「地元の農家と飲食店が利益を上げることができるよう、橋渡しができれば」と狙いを語る。飲食店が扱う加須カレーとともに、農家が育てた野菜などもブランド化により価値を高めたいのだという。
大手コンビニ店で商品開発を担当していたフードコーディネーター中村直樹会長(32)は「加須カレーを扱う店を増やし、地域全体を盛り上げたい。加須をイタリア・パルマのような美食の街にしていければ」と思いを語った。
加須カレーに関する問い合わせは、佐伯さん(090-3686-8582)へ。
それからしばらくお話が始まったのですが、その方は福島から避難されてきた方で、加須市に避難されている友人を訪ねて東武伊勢崎線に乗られたそうでした。
加須について、鯉のぼりの街であるとか、加須うどんが名物だとか、五家宝というお菓子があるとか、私が加須について知っていることを申し上げましたが、その加須の面白い動きが本日の読売新聞朝刊に掲載されていました。
加須市が「カレー」をまちの名物にするそうです。
かつて私はいろんな地域に住んでいた方々が移り住んでくるこの戸田市を「カレーのまち」にしたいと思ったことがあります。カレーは和洋中どの分野にも応用できますし、当時は埼玉県で「カレーのまち」を名乗るところがなかったからでした。そして、戸田市ブランド委員会で提案したり、このブログでエイプリルフールネタとして採りあげたりしましたが、加須市の場合は、地元産の野菜を使えるという点でカレーをテーマとするまちづくりが進めやすかったようです。
いつもは加須市にはうどんを食べに行きますが、今度はカレーを食べに行きたいです。

(読売新聞 2013年4月16日)
加須カレー、パンに丼に 具材など全て市内産 うどんに続く名物に
加須市の農家や商店などでつくる「加須カレー研究会」が、地元産食材を使ったオリジナルの「加須カレー」を考案し、飲食店とメニューを共同開発するなどして販路を広げている。これまで、市内外で加須カレーを使ったパンやライスバーガー、カレー丼などが商品開発されており、加須うどんに続く新たな名物として定着しつつある。
「お客さんにも徐々に知られてきました。今では人気商品の一つです」。加須市中央のパン店「小松ベーカリー」で、加須カレーのパンを作った竹田有司さん(31)は手応えを口にする。同店では3月中旬から、「加須カレーパン」(税込み160円)、「加須カレーコロッケロール」(同170円)、「チーズ加須カレーパン」(同180円)と、加須カレーを使った3種類のパンの販売を開始。毎日計20個ほど作り、半月で約200万円を売り上げた。
「この店から、加須カレーを名物として広く浸透させていきたい」と竹田さん。売上を伸ばすべく、増産や夏に向けての新商品開発も検討している。
加須カレーは、コメや豚肉、トマト、タマネギ、キノコなどの具材からスパイスのターメリックまで、すべて加須市内で生産されたものを使ったオリジナルのカレーだ。ジャガイモなどは使っておらず、味はインド風。昨年1月、市民らが地元の農産物をアピールしようと、幅広い人気のカレーに着目して同研究会を設立、試作を重ね、完成させた。
主にイベントなどで販売してきたが、「飲食店でも販売してもらい、名物に定着させよう」と、今年に入り共同研究を始めた。これまで、加須市の3店と上尾市の1店で商品化したほか、複数の店で開発が進行中だ。
同研究会事務局を務める広告代理業の佐伯武久さん(45)は「地元の農家と飲食店が利益を上げることができるよう、橋渡しができれば」と狙いを語る。飲食店が扱う加須カレーとともに、農家が育てた野菜などもブランド化により価値を高めたいのだという。
大手コンビニ店で商品開発を担当していたフードコーディネーター中村直樹会長(32)は「加須カレーを扱う店を増やし、地域全体を盛り上げたい。加須をイタリア・パルマのような美食の街にしていければ」と思いを語った。
加須カレーに関する問い合わせは、佐伯さん(090-3686-8582)へ。
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