本日、戸田市は、戸田市における放射能の除染基準値を毎時0.23マイクロシーベルトに定めたことを記者発表しました。

このブログでも途中経過を報告していますが、戸田市は定期的に市内各所で放射線量の測定を行っており、ホームページで結果を報告しています。

現在のところ、いわゆるホットスポットと言われる放射線量が極めて高い地域は出ておりませんが、福島第一原発からの放射性物質放出がいまだ止まっていない現時点においては、このように具体的に除染基準を定めたことは評価すべきことかと思います。


http://www.city.toda.saitama.jp/457/456008.html

（戸田市記者発表「戸田市における除染基準について」）

戸田市では、福島第一原子力発電所の事故に伴い放射線量に対する市民の皆さん、とりわけ小さなお子さんをお持ちの保護者の不安に対応するため、本年6月7日（火）から大気中の放射線量の測定を行っております。

　さらに、10月24日（月）からの空間中の放射線量の測定においては、測定機器を2台購入し、9月までの測定箇所における放射線量の推移を観察するとともに、砂場や高い放射線量が予測される箇所においても、詳細に測定を実施しております。

　このような状況をふまえ、今回、新たに除染の基準値を１時間当たり０．２３マイクロシーベルトと定め、対応することとなりました。なお、測定結果につきましては、既に公開している市のホームページを随時更新し、公表いたします。