今日の埼玉新聞朝刊に、先日、このブログでもお知らせした戸田市福祉センター内にオープンした喫茶店「CAFEこるぽ」が記事掲載されていました。

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(埼玉新聞 2011年5月4日朝刊)


笑顔あふれる喫茶店に CAFEこるぽ
障害者作業所が運営 戸田

戸田市上戸田の市福祉センター内に今月、障害を抱える人たちが働く喫茶店「CAFEこるぽ」(責任者・長塩礼子福祉作業所かがやき所長)が開店した。

同店は4月に開設した福祉センター1階の市民交流スペースの一画。スペースは真新しい明るい雰囲気で、テーブル8個、いす30席を備えている。市民に障害者への理解を広げ、障害者には働くことで生活への自信につなげてもらおうと、場所を市が提供して実現した。

運営は「とだ共同受注センターこるぽ」(2006年設立)。市内の障害者の6作業所で組織し、共同で仕事確保などに当たっている。店には販売員など各作業所から日替わりで3人の障害者が職員と一緒にスタッフとして働いている。

メニューはコーヒーや紅茶、ミルク(200円)、ココア、カフェオレ、ウィンナコーヒー(250円)など飲み物と、カレーライス(500円)やサンドイッチプレート(450円)など軽食。特にコーヒーは市内優良商品の戸田ブランドを使用。また、各作業所で作っているどら焼きや天然酵母パン、和菓子、クッキー、ビーズ、木工品なども販売している。

開店とともに同センター利用者や職員、隣接の高齢者施設「福祉の杜」のボランティア女性らが訪れた。女性スタッフの一人、永井真理子さん(35)は「明るいアットホームの店にしたい」と張り切っていた。「福祉の杜」のボランティアをした帰りに仲間と立ち寄った市内在住、玉井満子さん(70)は「障害のある人の働く場所ができてよかった。みんな生き生きとしていて笑顔がいい」ち話していた。

責任者の長塩さんは「各作業所の障害者が一緒に働くことが特色。子ども連れの若いお母さんや高齢者など異世代の交流の場所になればと思っている」と話している。

同店は11日にオープン記念セレモニーを開くほか、紙芝居や伝統遊び、コンサートなどイベントを企画している。営業は月曜から土曜日の午前10時から午後4時。日曜祝日休み。


(長沼敏夫)


・・・ 私も行ってみたいと思います。