いよいよ投票が明日に迫った埼玉県議会議員選挙ですが、諸般の情勢を伺うと、残念なことにやはり投票率は上がらなそうな気配が懸念されます。

4年前の投票率は39.93%(有権者数88058人、投票者数35161人)でしたが、今回の選挙では有権者数95485人で、前回より約7400人増えていますが、恐らくほとんどが浮動票と思われる中、どうなるのかわかりません。

4年前の投票率が40%を切っているということは、地域の4割にも満たない人が選んだ議員に、私たちの暮らしの仕組みの一部を決める権限を与えたということです。昨日も記しましたが、棄権や白票は、選挙に対する抗議の意味をもちません。私は何度か開票立会人を経験して、白票や無効票がどう扱われるかをみましたが、それらがただ何票あったかが報告されるだけで、それに「抗議」の意味を感じる人は会場に誰一人としていませんでした。当選した者も、投票率が低かったり、無効票が多かったりしても、それらはすべて自分に投票してくれなかったものとして無視するだけで、批判の意味を感じ、身を慎む姿はついぞみられませんでした。

棄権や白票・無効票は、結果として有権者が有する票の中で組織票の割合が高くなるだけです。いわば、棄権や白票や無効票は、組織票を重視する候補に強く有利に働き、極論をいえば、組織票の上に成り立つ候補に賛同を示す行為にほかなりません。今回の選挙でいえば、2007年まで県議会議員の地位にあり、防災を目的とした県議会の海外視察において、タイで買春疑惑を起こした細田とくじ候補を利することになります。

細田とくじ候補ら、海外買春疑惑を起こした埼玉県議会議員については、関与した多くの議員が批判を受けて落選しましたが、実は今回の選挙で落選した議員達は復活を目指し、立候補しています(以下2枚の画像は4年前に配布されたビラです。ネット検索するとこれを含めて多くのビラや記事がでてきます)。

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しかし、投票率低下が噂される選挙情勢は、細田とくじ候補に有利に働いていることは否めません。

現時点では、すがわら文仁候補が当選圏内、細田とくじ候補もそれに続いているようで、なかしま浩一候補が追い、もと子飼いのすがわら候補や同じ自民党の細田候補に組織票を取られたみねぎし光夫候補はかなり厳しいという状況のようですが、これは選挙前から言われていたことです。

私は、積極的にこの人はと思う人がおりません。しかし、棄権や白票はいたしません。今は一人を除いて誰に入れるかを自分の価値観に照らし合わせて熟考中です。とにかく投票率さえ上がればと願う次第です。難しいかもしれませんが、せめて5割を超えないと、選挙結果が民意の反映とは言えないのではないでしょうか。