私は、埼玉県で県知事・市長、国政議員、県会議員、市議会議員との対話集会や公開討論会を不偏不党の立場から開催する市民団体「いしん埼玉市民の会(設立17周年)」の会長を努めておりますが、その会の活動委員でもあり、議会基本条例を考える会代表でもある伊田昭三さんが、本日の東京新聞埼玉版に記事掲載されておりましたので、ご紹介いたします。

(東京新聞 2011年3月28日朝刊)
東日本大震災が起きたこういう時にこそ、本当は議会の役割が問われているのに、動きが見えてこないのが現状。川口市は西スポーツセンターに避難者を受け入れ、大勢の市民がボランティアで活動しているが、議員の個人的な活動や各政党の募金などはやっても、「二元代表制」を担う地方議会は「チーム」で取り組んでいないから、存在感がありません。
市民の安心安全のため、災害対策に議会と市の執行部が一体となって対応する姿があれば、もっと市民の信頼を得られるはずなのです。もし、通年議会を導入していれば、今どうすべきか議論して政策提言し、緊急対応できたかもしれません。
それを市民が求めても、日頃から仕組みづくりをしていない議会に今すぐできるものではないので、今回は考える機会としたい。私たちは「議会が市民の目に見えない」という声から「見える化」を訴え、二年前から活動。 開かれた議会づくりを願い、「市民参加」と「情報公開」で具体的に改善を求め成果も出始めています。
十人ほどのメンバーで議会傍聴を続け、議員や事務局職員と対話することで意識も少しずつ変わっています。川口市議会は単独の「議会だより」など広報誌を出していない。「なぜ?」と聞いたら「だしても読まないのでは」という認識に驚いたし、傍聴席にいる職員二人も“監視役”でって、傍聴者への情報提供サービスの感覚は少ない。
議員は支持者としか話していない人も多く、支持者でない市民ともっと対話する場が必要だと感じ、議員らと地道に意見交換をしているが、議会自身も改革の必要性を言いながら体質がなかなか変わらない現実があります。「議会が変われば社会が変わる」と訴えているのですが。
主役は市民ですと、「市民目線」になればできることがたくさんあります。選挙では、誰を選んだらいいのか十分な情報が市民に伝わっていない。その根っこが変われば、投票に行かない人も少なくなるし、議会改革も着実に進むでしょう。震災対応の中から、みんなで議会のことをしっかり学ぶ必要があります。
(メモ)議会改革の意義
所沢市議会は議員全員が駅頭に立ち、被災地への義援金集めに2日間取り組んだ。政党や会派を超え、議会として一体になって市民と向き合えるのは、議会基本条例を制定して議会報告会などに取り組んできた“小さな成果”という。議会改革の流れは、議会基本条例制定などで議会運営を市民参加型にする一方で、単なる行政のチェックだけでなく、政策提言する議会の能力向上が求められている。
・・・私たちの戸田市市議会では、毎議会ごとに「議員だより」が発行されていますし、先週末に議会として駅頭にたった義援金募金活動が行われました。また、議会の一般質問の形態も、質問する方も答える側も予定された原稿をただ読み上げるだけの形式ではなく、「一問一答式」を採用し議員の意思が柔軟に反映される形になっています。
もちろん、議会への市民参加や議員による情報発信という点ではまだまだこれからという面もあり、今後、議会基本条例の制定など戸田市議会がに求められるところですが、お隣りの川口市とはずいぶん違うという印象です。

(東京新聞 2011年3月28日朝刊)
震災こそ役割考える時
「議会改革」 議会基本条例を考える会代表 伊田昭三さん
「議会改革」 議会基本条例を考える会代表 伊田昭三さん
東日本大震災が起きたこういう時にこそ、本当は議会の役割が問われているのに、動きが見えてこないのが現状。川口市は西スポーツセンターに避難者を受け入れ、大勢の市民がボランティアで活動しているが、議員の個人的な活動や各政党の募金などはやっても、「二元代表制」を担う地方議会は「チーム」で取り組んでいないから、存在感がありません。
市民の安心安全のため、災害対策に議会と市の執行部が一体となって対応する姿があれば、もっと市民の信頼を得られるはずなのです。もし、通年議会を導入していれば、今どうすべきか議論して政策提言し、緊急対応できたかもしれません。
それを市民が求めても、日頃から仕組みづくりをしていない議会に今すぐできるものではないので、今回は考える機会としたい。私たちは「議会が市民の目に見えない」という声から「見える化」を訴え、二年前から活動。 開かれた議会づくりを願い、「市民参加」と「情報公開」で具体的に改善を求め成果も出始めています。
十人ほどのメンバーで議会傍聴を続け、議員や事務局職員と対話することで意識も少しずつ変わっています。川口市議会は単独の「議会だより」など広報誌を出していない。「なぜ?」と聞いたら「だしても読まないのでは」という認識に驚いたし、傍聴席にいる職員二人も“監視役”でって、傍聴者への情報提供サービスの感覚は少ない。
議員は支持者としか話していない人も多く、支持者でない市民ともっと対話する場が必要だと感じ、議員らと地道に意見交換をしているが、議会自身も改革の必要性を言いながら体質がなかなか変わらない現実があります。「議会が変われば社会が変わる」と訴えているのですが。
主役は市民ですと、「市民目線」になればできることがたくさんあります。選挙では、誰を選んだらいいのか十分な情報が市民に伝わっていない。その根っこが変われば、投票に行かない人も少なくなるし、議会改革も着実に進むでしょう。震災対応の中から、みんなで議会のことをしっかり学ぶ必要があります。
(メモ)議会改革の意義
所沢市議会は議員全員が駅頭に立ち、被災地への義援金集めに2日間取り組んだ。政党や会派を超え、議会として一体になって市民と向き合えるのは、議会基本条例を制定して議会報告会などに取り組んできた“小さな成果”という。議会改革の流れは、議会基本条例制定などで議会運営を市民参加型にする一方で、単なる行政のチェックだけでなく、政策提言する議会の能力向上が求められている。
(鈴木賀津彦)
・・・私たちの戸田市市議会では、毎議会ごとに「議員だより」が発行されていますし、先週末に議会として駅頭にたった義援金募金活動が行われました。また、議会の一般質問の形態も、質問する方も答える側も予定された原稿をただ読み上げるだけの形式ではなく、「一問一答式」を採用し議員の意思が柔軟に反映される形になっています。
もちろん、議会への市民参加や議員による情報発信という点ではまだまだこれからという面もあり、今後、議会基本条例の制定など戸田市議会がに求められるところですが、お隣りの川口市とはずいぶん違うという印象です。
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