このブログに皆さんがどんなキーワードでサーチエンジン検索されて来られているのかというデータをみていると、最近「チェンジ市民の会」というキーワードぽつりぽつりと出てきていました。

「チェンジ市民の会」ってなんじゃらほい?と思っていたところ、「チェンジ市民の会」を名乗る団体が走らせている車に遭遇。そして、ある人を中心に公民館を使って法律相談会を開くというビラまで入っていました。

さっそくインターネットで調べてみると、なんと今度の戸田市長選挙に共産党が応援して出馬するかもしれない人ではありませんか!法律相談会というのも表向きで、その実選挙のためのPRのように思えました。

確認団体(日本の公職選挙法の規定に基づき指定される団体)が届け出した車を出して、拡声器をつかって政治団体のPR活動を行うのは選挙運動として違反ではありませんが(ただし、音声で流す内容によっては公職選挙法に違反する場合があります)、共産党が実質的に応援しているにもかかわらず共産党という党名を出さずに、しかも表向き法律相談会という触れ込みで出馬予定の方の名前をPRするなんて、がっかりしました。

私は共産党の支援者ではありませんが、選挙のために党名を出すとマイナスになるから隠すというその策略行為自体に「党としての誇りはないのだろうか?」という情けなさを感じます。自分たちが志すことやこれまでにやってきたことが正しいと思うのであれば、堂々と党名を出して活動するほうに私は好感を覚えます。

私はこのブログで実名で写真も掲載していますが(現在は写真よりも太っていますけど)、それは立場をはっきりさせてブログを書きたいと思うからです。

確かに選挙は戦いでしょう。しかし、当選するために人を欺く策略を施したりデマを流したりする人の存在が、世間に政治不信が広まる原因のひとつになると私は思っています。