数日前にも書きましたように、本日、戸田市議会の初傍聴に行って参ります。

そこで戸田市議会ホームページで公開されている一般質問通告書をみていますと、本日の冒頭の秋元良夫議員の一般質問で「市長選について・・・神保市政3期の総括と次期市長選へのお考えについてお伺いいたします」というのが予定されているのを知りました。

神保国男・戸田市長には、私も所属している埼玉中小企業家同友会戸田蕨地区会の11月例会に予定されている「神保国男戸田市長との意見交換会」に出席いただくことになっております。これは昨年に引き続き開催するもので、昨年の同会で神保市長が語られた構想や出席者から出された意見でこれは!と判断されたものは1年を経ずして実現もしくは実現への道筋に乗りました。

神保国男氏は、戸田市出身で、法政大学法学部卒。しばらく弁護士として活躍されていました。今私は町会活動等にも参加して、古くから戸田市に住んでおられる方々のお話を聞く機会が多いのですが、当時の戸田市は市長と一部の市議会議員が土地利権や癒着・市の財産の私物化を図り、また役所などへの情実就職なども公然で、私たちがもっている悪い意味での「田舎の政治」イメージのようなまちだったそうです。

そんな状況の中、神保国男氏は生まれたまちのそのようなどうしようもない状況をそのままにしておけず、「人を救うためになった弁護士だけど、もっと多くの人を救いたい」と埼玉県議会議員に立候補されました。もっとも、初めての立候補は残念ながら落選。しかし、政治家を志された原点を貫かれ次の選挙では当選されました。

その当時、私は大前研一さんが主宰される平成維新の会のスタッフで、しかも会員局の埼玉県担当でした。埼玉県の会員さんたちが「応援したい立派な方がいる」として本部に紹介されたのが、神保国男氏でした。

その後、埼玉県議会議員となられたものの、やはり戸田市を変えるには県議会議員ではできる範囲が限られているということで、戸田市長に立候補されました。ところが、20数年間市長を続けてきた斎藤純忠氏に僅差で敗れ落選。しかし、志は熱く、4年後の市長選で当選されました。

町会の方をはじめ、この地元の多くの方が口をそろえておっしゃるのは、神保市長になってから、本当に戸田市は良くなったということです。

私もこれまでに多くの政治家の方と接してきましたが、神保国男さんには「本物」を感じます。

帰宅してから、また、追記いたします。