先週の木曜日の午後6時半に打ち合わせで訪れた東京都中央区の日本橋室町(三越前)。

地下鉄出口の階段をあがったところから、そこには文化を感じる街角風景が広がっていました。

三越前

東京メトロ銀座線は東京に出来た最初の地下鉄ですが、地下鉄出口(A1)のこの狭さもどことなく往時を偲ばせます。

三越前
眼前に大きく迫る三越日本橋店。

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電柱も地中化され、街路灯が美しく並びます。そんな中に「かつおぶし」「そば家」の老舗が存在しています。

三越前
反対側に目を転じるとこんな感じです。

三越前
出口付近の和菓子屋さん

三越前
創業嘉永2年(1849年)の老舗海苔店「山本海苔店」本店の姿もありました。

ところで、今、A1出口をあがると、携帯カメラで撮影している人の姿が目立ちます。・・・何を撮影しているのかというと、

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平城遷都1300年祭マスコットキャラクターのひとつ「せんとくん」です。

三越前
出口前に奈良県のアンテナショップ「奈良まほろば館」があって、その入口がこうなっているのです。まぁ、せんとくんが選定されるにあたってはいろいろごたごたがあったようですが、このキャラの知名度があがったことだけは確かなようです(平城遷都1300年祭の知名度よりも)。

そうそう、街路際には美しく花壇が手入れされていました。
三越前

そのお世話も地元の会社がやっているようです。こんなところも「文化」ですね。

三越前

こんな街並みになるまでには、多くの時間と経費がかかったでしょうが、人が文化をつくり、その文化が人を育て、街を美していくわけであって、私たちの戸田市の将来の姿のひとつのように思えました。