先週末より、戸田公園駅改札を出た両脇にも「戸田市議会議員選挙1月25日投票」という案内バナーが貼られるようになり、そろそろ選挙があるのだと意識される方も増えてきたようで、このブログにおいでになる方の中にも、「戸田市議会議員選挙」でサーチエンジン検索してこられる方が日に日に増えています。

そこで、今週は「戸田市議会議員選挙」特集として、私自身の頭も整理しながら、公職選挙法に触れない範囲で(人気投票の実施や結果公表などは×です)、情報提供していきたいと思います(ちょっと難しい話も書くかもしれませんが、ご容赦ください)。

議会には、国会(衆議院・参議院)、都道府県議会、市町村議会がありますが、それぞれ役割や責任範囲が異なっています。これらの違いについては、詳しいサイトをご参照いただきたいと思います。

大雑把に申し上げれば、市議会の大きな役割は3つあります。まず「条例」という地域の「ルール」をつくること、次いで、地域の実情を踏まえて市の予算の使い道を決めること、そして、市のまちづくりの方針を定め具体的な施策を考えることです。


まず、条例について軽く触れます。

私たちの社会は、定められたルールのもとに生活をおくるという考えを共有して成り立っているのですが、上位にあるものから並べると、「憲法」「法律」「条令」の順となります。さらにその下には「組織ごとの規則、準則、規定、規程」などがあり、また「暗黙のルール」というのもあります。

そのうち、国会では「憲法」と「法律」について討議し所定の手続きに従って定めます。県議会や市議会は「条例」を討議し所定の手続きに従って定めます。

戸田市でもこの数年間で「中高層マンション等の紛争防止に関する条例」「都市まちづくり推進条例」などが制定されました。これらの条例があることで、憲法や法律では細かく定められていない戸田市の地域事情に応じた対応ができるようになっています(もちろん、条例が憲法や法律から外れていないことが必要ですが)。このように地域の事情に応じた「ルール」をつくる、これが市議会の役割のひとつです。


次に、市の予算の使い方を決めるということですが、これについては、さいとう直子さんのサイトに下記のような、平成19年度平成20年度に市の予算をどう使うよう決めたか(主な施策)が図で表現されているのでそれをご覧ください。

平成20年度戸田市の主な施策

(↑クリックで拡大表示します)

この図では、平成20年度の主な事業が示されていますが、戸田市に住む私たちにとって身近なこんなことなどが、議会で決められ予算がつけられているのです。

最後は「市のまちづくりの方針を定め具体的な施策を考えること」ですが、これについてはまたいずれ説明させていただきます。


今回注目いただきたいのは、2つ目の「主な事業」を決めるのが議会だということです。

かつて、今の神保国男・戸田市長の前のS市長の時代、戸田市にも政治家がからんだ汚職や癒着といわれるものがありました。どんな人が市議会議員になるかによって、市の予算が市民のために使われるか、一部の政治家に近い人のために使われるか、予算の使われ方に影響が出てきます。

ですから、今度立候補する人たちが、どんな背景やグループの人なのかにも注目することが大切です。

(明日に続きます)