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かつて一世を風靡した「ゲーム電卓」をご存知ですか?

まだ今のように携帯ゲームどころかテレビに繋ぐファミコンでさえ世に出ていなかった時代に流行ったゲーム機能が付いた電卓です。

流行ったのは、私が小学校高学年か中学生の頃だったから、昭和50年あたりだと思います。

電卓をゲームモードにすると端から数字がやってきて何回かボタンを押すことで同じ数字を消していくようなものでした。私がもっていたのはその後にでた野球ゲームのゲーム電卓でしたが、はまりましたね。今のゲームに比べるとめちゃくちゃ単純だったのになぜか熱中していました。

写真はJR戸田公園駅ホームの自販機の投入料金表示パネルなのですが、よくみると絶えず数字を表示しています。まず右から1を表示したら左から3本の横線が縦にならんだもの(三)がやってきて1と合体して3になり、次に後に左から1がやってきて3につながり8になります。そうしたら左が1がやってきて8の左に並びまた左から三がやってきて…というように全部が8になるまで続きます。

全部が8になったら、今度は右側の8から右端の1が抜け三が抜けというように逆パターンでの分解が始まります。

故障を発見しやすくするための機能かもしれませんが、なにげなく見ていて、ゲーム電卓を思い出しました。