d811c088.jpg戸田公園駅にて今日も駅立ちする市議会議員のさいとう直子さんを見掛けた。

朝7時過ぎから9時半頃まで、階段下に立ち、お手製の市政報告を通勤途上の戸田市民に手渡している。

このところ、わが戸田市でも朝の冷え込みが厳しい。それでも斎藤直子さんは市民の仕事納めの日まで立ち続けるそうだ。この時期、駅に他の市議の姿は見られない。

「効率が大切だ」と言い、選挙前以外の駅立ちをしない市議もいる。「戸田市は転入者も多いけど転出者も多い」との理由で、後援会や地元の団体周りしかやらない市議もいる。

そんな中で彼女はかたくなに市議会終了後の駅立ちを続けてきた。

市議の役割のひとつは市民への情報提供だと彼女は言う。

もとマスコミ関連の仕事に従事してきた経験から(いや、まだ現役か)、市政の動きをかみくだき一般の方にわかる言い回しや説明になるよう文章をつくっている。また、今回の市政報告の裏面は時刻改正された駅の時刻表になっている。彼女が配る市政報告の背景にはそんな心遣いがあるのだ。

しかもよく他の議員がやるように「私が○○を実現しました」というようなことは一切書かない。あくまで市民への情報提供に徹している。私は今までいろんな政治家の市政報告を見てきたが、自らを誇らずPRせず情報提供に徹する政治家は、さいとう直子さんの他には以前住んでいた杉並区の堀部やすし区議くらいしか見たことなかった(私は杉並区民の時は堀部区議を支持していた)。

彼女は駅立ちする時、決して階上に立たない。階上は通勤で階段を登ってくる人を見下す位置であり、気持ちとしては市政報告を受け取っていただくのと同時に「行ってらっしゃい」の想いを込めて見送りたいというのがその理由だそうだ。

斎藤直子さんのような市議会議員は戸田市議会の中ではまだ珍しいのかもしれない。議員でいたいから議員になったのではなく、国政へのステップとして市議を選んだのでもなく、「戸田市を人が輝くまちにしたい」ただその想いで市政のあらゆる現場に身を投じている。

石川県で機会を頂いている道場でも思うことだが、元気な人ひとりの存在が、やがて核となって周りに影響を及ぼしていくのだ。

駅立ちするさいとう直子さんの姿をみる度に、わが戸田市のここにも元気に頑張っている人がいるな、私も頑張らねばと思う。

和菓子屋「竹野・季乃杜」二代目しかり、戸田市起業支援施設オレンジキューブの内藤由美子さん・酒井郁郎さんしかり、上戸田商店会長・きもの三京の三坂功さんしかり、中小企業家同友会戸田蕨地区会の先輩方しかり、商工会の宮内さんしかり、戸田市経済振興課・コミュニティ推進課の方々しかり、わが戸田市には元気な種がたくさんある。

皆さんに接する度に元気をいただけ、戸田市に住んで楽しいな!と思う。そして、自分も仕事を通じて戸田市の元気な種になりたいと思うのである。