5年前の今日、まだ市議会議員でなかった当時、戸田市鍛冶谷町会の民生委員のひとりだった私は、静岡県吉田町への研修視察に参加していました。


南海トラフ地震への備えが進む静岡県。視察先の吉田町では津波被害に備えた津波タワーが設置されておりました。


実際に現場を見てみると、かなり巨大な建物でした。地域には特に高台もなく、大型マンションなどもほとんどないため、東日本大震災での津波被害を思うと、このような備えはかなり有効ではないかと思われました。


戸田市では、いくつかのマンションが町会と協定を結び、洪水被害の際の一次避難所として上層階の通路部分に駆け込むことができるようになっています。


もちろん、戸田市としても学校をはじめ一次避難場所は用意していますが、民間のマンションとの協定は市として結びにくく、それを町会主体で担っていただいています。


戸田市では、多くの町会で、いざというときにどう避難するかという地域防災計画ができています。


この計画の中に、先日NHKの番組でも紹介された「おねがい会員」「まかせて会員」の仕組みもあります。



(参考)【戸田市の防災】「 NHK 首都圏情報 ネタドリ」で紹介された、戸田市の避難困難者の避難支援対策「おねがい会員」「まかせて会員」についてご紹介します。

http://blog.todakouen.jp/archives/51737936.html



防災については、まず自助(自分や家族の命を守る)、次に共助(地域で地域の方々の命を守る)、そして公助(国や自治体が地域の方々の命を守る)という順で、自分で何ができるかを考える必要がありますが、ぜひ、町会や自治会に参加して、地域の防災活動のことを知っていただきたく思います。



(以下は、5年前にFacebookに書いた内容です)


戸田市民生委員研修で静岡県吉田町の町内にいくつも建設されている津波タワーを見学。


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吉田町は人口約3万人。平坦な地形は戸田市と同じ。東海地震発生後10分で津波が押し寄せ町の6割近くが水没する予想のため(ちなみに戸田市は荒川堤防が決壊すると市の全域が水没予測)、町民が10分以内で駆け込める場所を各々の町民の居住場所から割り出し、複数のタワーを建設したとのこと。


ほとんどが道路上に工作物として建設。床を作ると建築物にみなされて道路上には建築できなくなるので避難場所の床は金属のスリットにしたという苦心の策だそうです。


大地震にともなう津波被害に対しての緊急避難場所ということで、揺れに対して倒れないように地盤の支持層まで到達する杭を26本打っているという説明もありました。


3回大地震を想定した防災訓練を行い、その参加率は町民の3割弱。広報のやり方も含め、この辺りが課題といえば課題かもしれません。


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