おはようございます。🌺🍀🌸


今日の戸田市は快晴。この後、気温もぐんぐん上がり、14時には28度が予報されています。気持ちが良い季候は大歓迎ですが、部屋にいてもかかる熱中症の怖れもありますので、小まめな水分補給をお願いします。🌞



さて、以前、学生時代に本を読んだときに書いたメモが出てきたと書いたことがありますが、今日も当時書き抜きしたメモから、自分に言い聞かせるために転載します。


大学受験に失敗して予備校に通っていた時、当時の河合塾に牧野剛先生という有名講師がおられました。この方の授業にすっかり魅了されてしまって、私はどうやったら彼のような魅力的な人物になれるのだろうと思いました。


予備校の授業が修了を迎えるときに、牧野先生は私たちに、ガリ版刷りの手作り冊子を渡してくださいました。


「目ガツブレルマデ本ヲ読モウ!」というタイトルが付いているその冊子、それは牧野先生ご自身が学生の時代に「一日一冊本を読む」という志を立てられて、それを実行された中から、お薦めの本をリスト化されたものでした。


よし!大学生になったら牧野先生のように、一日一冊本を読むぞ!そうしたら牧野先生のようになれるかもしれない!


そう思った私は、晴れて大学生になって以降、4年間、一日一冊の志をたてて本を読みました。最初は牧野先生からいただいた冊子に掲載されている本を元に、その後は、自分の興味の赴くままに読みました。


デール・カーネギー著「人を動かす」は、そんな大学生時代に読んだ本の中の一冊。その中でも、アメリカ・ジャーナリズムの古典のひとつで、リーダーズ・ダイジェスト誌にも要約掲載された次の一文、「父は忘れる」は強く心に残り、私はそれをメモに書き抜き、自分への戒めとしてその後何度も読み返しました。




父は忘れる


リヴィングストン・ラーネッド


 坊や、きいておくれ。お前は小さな手に頬をのせ、汗ばんだ額に金髪の巻き毛をくっつけて、安らかに眠っているね。お父さんは、ひとりで、こっそりお前の部屋にやってきた。今しがたまで、お父さんは書斎で新聞を読んでいたが、急に、息苦しい悔恨の念にせまられた。罪の意識にさいなまれてお前のそばへやってきたのだ。


 お父さんは考えた。これまでわたしはお前にずいぶんつらく当たっていたのだ。お前が学校へ行く支度をしている最中に、タオルで顔をちょっとなでただけだといって、叱った。靴を磨かないからといって、叱りつけた。また、持ち物を床の上に放り投げたといっては、どなりつけた。


 今朝も食事中に小言を言った。食物をこぼすとか、丸呑みにするとか、テーブルに肘をつくとか、パンにバターをつけすぎるとかいって、叱りつけた。それから、お前は遊びに出かけるし、お父さんは停車場へ行くので、一緒に家を出たが、別れるとき、おまえは振り返って手を振りながら、「お父さん、行っていらっしゃい!」といった。すると、お父さんは、顔をしかめて、「胸を張りなさい!」といった。


 同じようなことがまた夕方に繰り返された。わたしは帰ってくると、お前は地面に膝をついて、ビー玉で遊んでいた。長靴下は膝のところが穴だらけになっていた。お父さんはお前を家へ追いかえし、友達の前で恥をかかせた。「靴下は高いのだ。お前が自分で金をもうけて買うんだったら、もっと大切にするはずだ!」−−これが、お父さんの口から出た言葉だから、われながら情けない!


 それから夜になってお父さんが書斎で新聞を読んでいる時、お前は、悲しげな目つきをして、おずおずと部屋に入ってきたね。うるさそうにわたしが目をあげると、お前は、入口のところで、ためらった。「何の用だ」とわたしがどなると、お前は何もいわずに、さっとわたしのそばに駆け寄ってきた。両の手をわたしの首に巻きつけて、わたしに接吻した。お前の小さな両腕には、神さまがうえつけてくださった愛情がこもっていた。どんなにないがしろにされても、決して枯れることのない愛情だ。やがて、お前は、ばたばたと足音をたてて、二階の部屋へ行ってしまった。


 ところが、坊や、そのすぐ後で、お父さんは突然なんともいえない不安におそわれ、手にしていた新聞を思わず取り落としたのだ。何という習慣に、お父さんは、取りつかれていたのだろう!叱ってばかりいる習慣−−まだほんの子供にすぎないお前に、お父さんは何ということをしてきたのだろう!決してお前を愛していないわけではない。お父さんは、まだ年端もゆかないお前に、無理なことを期待しすぎていたのだ。お前を大人と同列に考えていたのだ。


 お前の中には、善良な、立派な、真実なものがいっぱいある。お前の優しい心根は、ちょうど、山の向こうからひろがってくるあけぼのを見るようだ。お前がこのお父さんにとびつき、お休みの接吻をした時、そのことが、お父さんにははっきりわかった。ほかのことは問題ではない。お父さんは、お前に詫びたくて、こうしてひざまずいているのだ。


 お父さんとしては、これが、せめてものつぐないだ。昼間にこういうことを話しても、お前にはわかるまい。だが、明日からは、きっと、よいお父さんになってみせる。お前と仲よしになって、一緒に遊んだり悲しんだりしよう。小言を言いたくなったら舌をかもう。そして、お前が子供だということを常に忘れないようにしよう。


 お父さんはお前を一人前の人間とみなしていたようだ。こうして、あどけない寝顔を見ていると、やはりお前はまだ赤ちゃんだ。昨日も、お母さんに抱っこされて、肩にもたれかかっていたではないか。お父さんの注文が多すぎたのだ。


(「人を動かす」 デール・カーネギー著より)




・・・・・


読み返す度に、新しい発見と反省が生まれます。


叱ってばかりいる習慣、非難ばかりする習慣に囚われていないだろうかと、我が身を振り返ります。


ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

また、当時の私の思いを共有くださいまして、感謝いたします。



今日も心明るく元気にまいりましょう。☘️


そしてできれば周りの方に優しさのお裾分けを。医療従事者の方々に、ライフラインを守ってくださる方々に、敬意と感謝の気持ちを。🥰


困った時はご相談ください。

大丈夫。市議会議員が力になります。✨✨


本日もどうぞよろしくお願いいたします!😄😉🍀


(写真は戸田公園駅から高架に沿って大宮方面に進んだ右手側にある「まんようの花の道」に咲いているお花です)

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