戸田市の令和3年度から12年度までの10年間に作られる諸計画の基となるのが「戸田市第5次総合振興計画」。

この計画策定に向けての提言書「戸田市第5次総合振興計画協働会議提言書」がこの度まとまり、本日、市長に渡されました。私も委員の一人として参加しました。

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自治体の計画は思いつきで作られるのではなく、その正当性の論拠・根拠となるものを必要とします。

自治体の10年計画である総合振興計画はまさにそれにあたります。

「自治基本条例」を制定している戸田市では、このような計画をつくる際は、市民・行政・議会の「協働」により作ることが義務付けられています。

総合振興計画が、市民・行政・議会からなる協働会議の提言をもとに案が作られ、後に議会で決議されることで、民意を公平・公正に反映したものとして正当性をもつ計画になります。そして、今後、この総合振興計画に基づく諸計画は、総合振興計画をその論拠・根拠とすることで、正当性を有するものになります。


ところで、提言書の前文「はじめに」には次のような記述があります。

・・・

【私たちの想い】

(中略)また、グループで話し合うだけではなく、協議結果のグループ発表やその後の意見交換を通じて、お互いの考え方を確認しあいました。そこで改めてわかったのは、立場や考え方は違えども、“私たちの愛する戸田市を、もっと良いまちにしたい”という熱い“想い”は共通している、ということでした。(中略)

【未来の戸田市のまちづくり】

今回の「協働会議」は、上述の通り「戸田市をもっと良くしたい」と言う“想い”で溢れていました。

『この街の未来を、自分のこととして考え、担う』
協議の中で、「これは行政だけでなく、市民も担うことがあるよね」といった意見もあり、これから益々、そのような姿勢が市民にも求められるようかと思います。そして、議会、行政にも“戸田市を、もっと良い街にする”ため、市民と共にまちづくりに取り組んでいくことが求められます。

私たちの提言が、『戸田市第5次総合振興計画』策定に生かされ、市民、議会、行政が「協働」の考えの下、一丸となって、戸田市の未来に向けてのまちづくりを進めていくことを願っております。

戸田市第5次総合振興計画共同会議  委員一同

・・・

提言に際しては、それぞれの立場から案を述べるだけでなく、実現に向けて自分の立場では何をすることが必要かまで考えることが求められました。

私にも、各案の実現に向けて議会の役割を考え、表現することが求められました。その結果は今回の提言書にも記載されています。


また、案を出すだけでなく実現に向けて自分の立場でできることを考えるという関わり方を持つことで、戸田市の施策を市民・市職員・議員それぞれが我が事のように思うようになる効果も生まれました。これこそが戸田市らしい(他に誇ってもよい)自治スタイルだと実感しました。



今回の提言書は、昨年11月より約8ヶ月かけて、市民委員、市職員、議員が4グループに分かれて議論し提言をまとめたものです。

本日、市長に渡された提言書をもとに、今後、戸田市第5次総合振興計画(案)が作られ、戸田市議会委員会に説明され、来年1月に市民に対する「パブリックコメント」にかけられます(案に対しての意見を受け付ける場です)。その後、パブリックコメントとして寄せられた意見を受けて、再度、市議会に諮られ、審議と議決を経た後で、令和3年度施行となります。


私はかつて、現在行われている施策の基となっている「第4次総合振興計画(案)」をつくる審議員でした。当時は市民の公募委員として参画しておりました。それだけに、さらにその次の計画案のもとづくりに携われたことを嬉しく思うとともに、今後、第5次総合振興計画(案)の審議・議決に市民の代弁者の一人として携わるという責任の重さを感じております。

進行状況につきましては、逐次、報告いたします。


(参考)各グループにおける提言テーマ

Tグループ担当テーマ
子育て、学校教育、生涯学習、青少年育成、文化・スポーツ
協働(ボランティア・地域コミュニティー)、国際交流、地域の情報化、男女共同参画社会

Oグループ担当テーマ
医療、健康づくり
参加型地域福祉(地域での助け合いなど)、高齢者福祉、社会保障、障害者(児)福祉

Dグループ担当テーマ(私はこのグループ)
防災、防犯、交通安全、消防・救急、消費生活、平和と人権
緑地・緑化、公園・水辺、地球環境保全、廃棄物・リサイクル

Aグループ担当テーマ
土地利用、市街地整備、道路、河川・水路、住宅、景観形成、上下水道、公共交通
産業創出・育成、産業振興、地域資源(シティーセールス「戸田市の魅力発信」など)