昨日3月26日に、2020年度から全国の小学校で使用される教科書の検定結果が公表されました。

本日の読売新聞朝刊では、この件について、1面で紹介、14面15面に特集記事、3面37面に関連記事を掲載し、詳しく解説していますが、15面の特集記事の中で、全国でも先行的に行われている戸田第一小学校のプログラミング教育の様子の一部が紹介されました。

この記事を読むにつけても、戸田市の小中学校で行われている教育が、国や先進的企業・団体の協力のもと、時代の流れを先読みしながら対応していることを実感しました。

なお、戸田市の教育については、先日閉会した戸田市議会3月議会の一般質問で私が取り上げましたので、後日、報告いたします。 


読売新聞 2019年3月27日

1面 教科書検定 全教科に「対話的学び」小学英語、5年から

14面特集記事
授業時間「1時間」増
英語 読み書き 段階的に
算数 身近なデータで統計
国語・書写 広告や投稿 読み比べ
理科 タブレット端末 活用
社会・地図 地図 3年生から導入
音楽 英語の曲 ふりがな付きで
生活 自然災害への対応 充実
家庭 「売買契約」中学から前倒し
道徳 いじめ、スマホ「考え、議論」
保健 がんの知識 体験談で学ぶ

15面特集記事
プログラミング5教科で
論理的な思考養う

◼️20年度から必修

プログラミング教育は、コンピューターを動かすための論理的な考え方を身に付けるのが狙いだ。

新学習指導要領に基づき、小学校では2020年度から必修化されるが、どの教科で、どのように教えるか明確な決まりは無い。

パソコンを使わずに筋道を立てて物事を考えさせるといった授業も可能で、教科書会社がどの教科に、どのような内容を盛り込むか注目された。

今回検定を受けた教科書でプログラミングに関する記述があったのは、算数や理科など5教科の計26点。特に算数では、5、6年生用を中心に36点中17点で登場した。

◼️正多角形を作図

5年生生では、「正多角形の作図」などで取り上げられた。正五角形や正六角形を描くために、「まっすぐに□センチ進む(線を引く)」「左□度回る」「繰り返す」といった手順でプログラムを作成する内容だ。

パソコンが十分配備されてない学校も対応できるように、教科書の巻末に切り取って使える正方形や正五角形の図形シートを付けた例もあった。1年生用から取り入れたのは、学校図書と大日本図書。キャラクターを前や左右に動かす指示を出し、ゴールにたどり着く方法を考えるといった活動で、「論理立てて考える力は、低学年からつけていくことが大切だと考えた」と学校図書の担当者は説明する。

◼️人感センサー操作

理科で記述があったのは24点中6点。

東京書籍の6年生用では、電気回路の知識を生かし、人感センサーが人を感知した場合だけ、発光ダイオード(LED)電球がつくプログラムを作る。「人を感知」といった条件と、電球の「明かりをつける」といった動作の関連を考えるという。

先行的にプログラミング教育を取り入れている埼玉県戸田市立戸田第一小学校では今月13日、3年生が理科の授業でミニチュア信号機の赤と青の電球を点滅させるプログラムを作成した。指導にあたった辻野圭教諭(41)は「電気回路の理解を深めるために、プログラミングの内容をいかに組み込んでいくかがポイントになる」と話していた。

算数と理科以外の教科書では、開隆堂出版が図面工作(5年生用)、家庭科(5 ・ 6年生用)、英語(5年生用)で1点ずつプログラミングを扱った。

(以上、読売新聞2019年3月27日15面記事から一部抜粋)

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(読売新聞 2019年3月27日15面掲載表より)


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