11月4日(日曜日)東京・台東区の浅草公会堂で、18時より私が案内人を務めます「江戸時代の発想力が炸裂!歌舞伎舞台のまちづくり」が開催されます。


入場無料のこのイベントにお越しいただけないでしょうか。そのご案内です。


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群馬県渋川市赤城町にある「上三原田の歌舞伎舞台」。1819年に建てられた農村歌舞伎舞台。普段は藁葺きの納屋のような見かけの建物なのですが、歌舞伎公演を迎える時には両側と後ろ側の壁が外側に倒れて舞台面積が2倍に広がり、奈落や天井に備えられている滑車を組み合わせた操作機構を使って、回り舞台やせりの上げ下げが行われます。そのような特殊な操作機構をもつ農村歌舞伎舞台としては日本最古のものと言われており、国の重要有形民俗文化財に指定されています。


来年創建200年を迎えるこの歌舞伎舞台を動かすのは全て人力。80名の力を必要といたします。その独自の操作方法は近年まで地元の長男(跡取り)だけに伝えられてきました。


しかし、時代の流れの中で、跡取りだけでは80人を集めることが難しくなり、条件は緩和されました。2009年から私はこの歌舞伎舞台の応援活動に参加し、これまでに何度か奈落や天井で操作の手伝いや記録撮影をやってきました。


私が参加する歌舞伎のプロジェクトチームでは、これからも担い手を地域で育て、歌舞伎舞台とその操作の技を次世代に繋げていこうと、この渋川市赤城町地区の小中学校で、文化の授業を行ってきました。子供達の心に歌舞伎舞台を担う方への憧れが生まれることが何よりも重要と考えたからです。


そのような流れの中で、小学校でも歌舞伎クラブが誕生し、舞台操作を担う「上三原田歌舞伎舞台操作伝承委員会」の方々は、子供達に歴史ある本格的な歌舞伎舞台で子供達に演じさせてあげたい!とさらに意欲を高められました。現在は、私たちは、操作伝承委員会の方々をゲスト講師に招いて授業を続けております



今回のイベント概要は添付のチラシの通りであります。


赤城町から操作伝承委員の方々が20名やって来られ、歌舞伎開催時に行われる「木遣り」の実演をいたします。


また、私が案内人となって、この独自な歌舞伎舞台のなりたちや特殊機構・操作方法を映像とともにお伝えし、次いで、歌舞伎舞台の記録映像撮影や学校における授業の講師として携わってきた映画監督野田香里さんが行ってきた授業の紹介を映像とともに行います。


江戸時代から199年続いてきた歌舞伎舞台とそれを伝えてきた方々の秘密を紐解きながら、地方が文化を軸にどのようにまちをつくっていくのかを考え、これからの時代を生き抜くヒントを得る機会にしたいと考えております。



「江戸時代の発想力が炸裂!歌舞伎舞台のまちづくり」

 

入場無料。浅草公会堂第1集会室を会場に、18時から20時まで開催いたします。

  

ご関心のある方、ご都合よろしい方、何とぞ足をお運びください。お願いいたします。


参加してもいいよーという意思表明やご不明な点がございましたら、この投稿へのコメントもしくはメールアドレス fuyu884@gmail.com 宛にご連絡くだされば幸いです。