9月30日日曜日の午前中、戸田市では総合防災訓練が行われます。戸田市の場合、全ての地区で防災訓練が行われるのではなく、全体を二つに分けて、それぞれ隔年で行われます。今回対象になっている町会・自治会エリアにお住いの市民の皆さま、どうぞ参加ください。


現在、防災ならびに災害発生後の対応について、自治体の考え方は変化してきています。


もちろん、市民の生命を守るのは自治体にとって最重要であることは言うまでもありませんが、市民の皆さまには、まず自分の身は自分で守る、その備えをする「自助」、地域で助け合って命を守り安全・安心を確保する「共助」に取り組んでいただきたいというのが自治体の考えです。


自治体は自助や共助では行えない国や県への支援要請、自治体間の支援関係づくりやその差配、防災や災害後の支援を念頭に置いた民間団体・事業所との提携、市域全体の災害状況把握と緊急地域への救助支援、市民や帰宅困難者に対する災害情報の発信、市民と自主防災組織あるいは自主防災組織間のコーディネートなどにまず力を入れます。


私は先週の一般質問で防災について採り上げましたが、たとえば都内に働きに行っている親御さまが、大規模災害発生時には帰宅困難者となってしまうことが考えられます。


その場合、誰が戸田市内に残してきた子供さんたちの安全を確保するのか、小中学校から引き取りを行うのかという問題が起こります。


小中学校では、在校時に大規模災害が発生した場合は、親御さまもしくはあらかじめ登録されている引き取り手の方が迎えに来られるまで責任を持って子供さんを保護することになっていますが、万が一、1日以上帰宅できなかったり、登録した引き取り手の方が都合つかなかったらどうなるでしょうか。もちろん数日かかろうとも学校は子供さんを預かりますが、そんな時にやはり頼りになるのは町会・自治会ごとにある自主防災組織や商店会など「地域のチカラ」です。



戸田市の防災訓練は、実はここ数年で、自主防災組織が主体となり、共助を中心とするものに変わりつつあります。


今年行われる戸田市総合防災訓練でも、かつて行われた戸田市役所に設置された災害対策本部との連絡訓練などはありません。


全市的に同じ訓練が行われるのではなく、自主防災組織が地域の特性から必要と考える訓練メニュを選択して行われます。


ですから、戸田市民の皆さま、皆様がお住いの地域で行われる訓練に参加し、自主防災組織の皆様と顔見知りになっておいてください。それが災害の時に命を守り安全・安心を確保することに必ず近づきます。


今年9月30日に行われる戸田市総合防災訓練、詳しくはポスターをご覧くださいませ。



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