今日は、戸田市議会の会派視察で北海道・小樽へ。初日のテーマは戸田市で今年から始まった「コミュニティ・スクール」についてでした。

視察先は、小樽市でも伝統のある稲穂小学校。小樽市で最初にコミュニティ・スクールになった学校です。また、石原慎太郎・石原裕次郎が学んだ学校として知られている小学校でした。

コミュニティ・スクール制度を導入する前に保護者の方々に学校に何を望むかについて意見を伺ったところ、多くの方が「子供たちの心を育ててほしい」と願っていたそうです。意外でした。

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まず行ったことは先生たちに対する共育だったそうです。コミュニティ・スクールについて、北海道教育委員会の方針、小樽市教育委員会の方針、そして稲穂小学校の方針を並べて、子どもたちの心を育てるコミュニティ・スクールのあり方はなにかと考える時間を持ち、その結果
、先生方がこころをひとつにしたそうです。


そこで、先生達が一丸となって、心を育てるとはどういうことか、各学年で目指すべき心の成長とは何か、などを徹底して議論し、それぞれの学年でこのレベルの成長を目指そうという「キャリアパスポート」を定めました。

そして、それをもとに、稲穂小学校はこのような子供達の成長をつくる学校なんですよと、保護者の方々、PTAや学校ボランティアの方々、保育園や幼稚園、中学校にわかってもらうための活動に取り組んだそうです。思いの共有があるからこそ、多くの方々が機能的に稲穂小学校のコミュニティ・スクールづくりに関わられております。

地域の7割が「稲穂小学校のコミュニティ・スクール」はこんなことを目指しているという考えを共有されたそうです。

一方、関係者・関係機関で子どもたちの将来像を共有しつつ、従来の学校ボランティアをPTA組織に組み込み、また学校では地域連携担当をおいて、既存の組織とスムーズに情報共有し動ける組織改編にも取り組みました。

それらの取り組みが、今進んでいるコミュニティ・スクールの基になっているようでした。

全ての取り組みは「子どもたちのために重要なことは何か」という思いを原点に組み立てられています。

戸田市に戻ってから、整理して議会事務局に視察報告いたしますが、既存の各組織の位置付けやこれからどうやって戸田市のコミュニティ・スクールをつくっていけばよいかについて悩まれている方にはすぐに報告したいです。