これはいったい・・・!?

昨日、ある方から「戸田ボートコースにブルーギルが群れなしていますよ。市として動かれた方が良いのでは」というご意見をいただきました。

ブルーギルという魚は、本来日本に生息していなかった特定外来生物。ブラックバスと同じ科に属していて、従来から日本に生息する在来魚の稚魚や卵を捕食することから、生態系を脅かすと言われています。

そこで自分の目で確かめてみようと、本日、戸田ボートコースに行ってきました。

すると・・・

ブルーギルらしい魚の姿もあったのですが、それ以上に目に入ったのは、水草でした。

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私は昨年戸田ボートコースでボートの練習をしましたが、その時も水草が良い悩みの種になっていました。本日、目に入ってきたのはその時以上の姿でした。

かつて、戸田ボートコースの水質改善のため、大阪の道頓堀でも効果があったいけちょう貝を戸田ボートコースにも投入した結果、大幅に水質が改善され、水の透明度が上がりました。その結果、日光が水の中によく差し込むようになって、水草が光合成しやくすなり、大量繁茂に繋がったのです。

現場でお聞きすると、今、ボートコースで練習する方々と埼玉県が水草の刈り取り作業を行なっているとのことですが、追いつかないそうです。

これだけ水草が繁茂したら、魚も成長しやすくなるなと思いました。ボートコースの水の中をのぞいていると大きな鯉の姿も確認されました。あと、写真には撮れなかったのですが、体長が1メートル以上あると思われる魚がゆっくりとうねりながら泳いでいました。もしかして、噂の雷魚だったのでしょうか?

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本日の朝日新聞夕刊にも「ボートの聖地 覆う水草 埼玉・戸田漕艇場 練習に支障 今年は春から大発生」という見出し記事が10面に掲載されていました。

記事によると、今年は3月下旬から水草が発生し、一時は全長2400メートル・幅90メートルの戸田ボートコースのほぼ全面に生い茂ったそうです。立教大ボート部では5月2日の練習中にオールが水草に取られて抜けなくなり一隻が転覆するということも起こったそうで、「大きな大会は全て戸田。使えなくなると日本ボート界にとって大問題だ」とのことです。

記事の最後には、水生植物に詳しい埼玉大教授の話が紹介されていました。近年みられる水草の増殖は、「除草剤を使う機会が減ったことや冬の水温上昇などが理由だと考えられる」そうです。「熱心に刈り取っていれば、いずれ少なくなるはず」ということですが、心配です。

戸田ボートコースは、戸田市の管理ではなく、埼玉県の管理になりますが、今回みた現場の状況を踏まえて、特定外来生物の問題を含め市でもできることがないか、市に働きかけていきたいと思いました。