学校×家庭×地域、この三者が関わりながら子供達をともに育てる「共育(きょういく)」、この仕掛けを作るのがコミュニティ・スクールである!

コミュニティ・スクール制度を採用するなら、自治体は、それを「まちづくり」にまで拡げる取り組みをしないと意味がない!

衝撃的な言葉が視察先の方の口から飛び出しました。

戸田市の全小中学校で4月から始まった「コミュニティ・スクール制度」。戸田市にとってより良き形を議会としても考えるために、戸田市議会文教・建設常任委員会として、本日より明日まで視察に出ています。

初日の今日は、福岡県春日市に伺いました。県庁所在地である福岡市の南に隣接する人口11万人のまち。福岡県の中でも平均年齢が若く(42.42歳)、人口も緩やかに増加しているまち。不動産情報サイトでは福岡県で一番住みやすいまちとされている。人口の流出入が毎年激しい。これらの特徴は私たちの戸田市にも共通するところです。

今から12年前の平成17年、春日市は九州で最初にコミュニティ・スクール制度をスタートさせました。現在の春日市のコミュニティ・スクールの概要は春日市ホームページに紹介されています(http://www.city.kasuga.fukuoka.jp/kosodate/school/comschool/comschool.html)。

コミュニティ・スクール制度といっても、一般的にはまだ知られていないか、その名は知っていても内容が理解されていないか、内容はなんとなくわかっていてもそれは学校のことで自分の生活とは関係ないと思っている・・・そんな方が多いというのが現状です。

先進地である春日市でもコミュニティ・スクールの広報という課題を抱えてはおりますが、コミュニティ・スクールを学校だけのことととらえずに、「コミュニティ・スクール推進はまちづくりそのものだ」という考えを春日市が持っており、コミュニティ制度を通して、家庭や地域は学校を支え、学校は家庭や地域に貢献し、学校・家庭・地域の三者が協働して、子供達を育み共に成長していることが伺えました。

コミュニティ・スクールにおける地域貢献活動を通して子供たちに「市民性」が形成されること、学校に設けられた学校運営協議会の実働部隊であるPTAや自治会の方々の力強い支えがあるのも特徴的でした。

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膨大な情報と学びをいただきました。これらは視察から帰った後に整理し報告させていただきますが、コミュニティ・スクール制度をまちづくりの仕組みそのものと位置づけて、学校だけでなく、市政の体制を変えるところまで見通す必要があると感じました。

まちづくりの仕組みそのものということは、コミュニティ・スクール制度は学校のことで、市民生活に関係ないと捉えてはいけないということです。

本日、貴重な時間を作ってくださった春日市議会、春日市教育長、春日市役所担当部局の皆様に感謝申し上げます。