子ども達のキラキラする目。

始業前の読み聞かせボランティアをして幸せを感じる瞬間です。

今日の戸田第一小学校での読み聞かせのクラスは今年3月に卒業する6年生でした。

低学年の子ども達には週3回読み聞かせをする機会がありますが、高学年になると月1回。なので、この子達にとっては今日を入れてあと3回の貴重な時間。

小学校の6年間で子ども達は体も心も大きく成長します。そんな6年生の好奇心を刺激する本はなにがいいだろうとずっと考えていました。

そして選んだ本が、2002年に購入した「脳は疲れない(糸井重里・池谷裕二著)」でした。その中の160ページ目「クリエイティブは、脳への挑戦」の一部を読みました。

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この本の話にはいる前に、皆に質問。

「招き猫はどちらの手を上げている?」

「右手」という子どもは16人くらい。「左手」という子どもは7人くらい。「両方」という子は1人だけ。

答は全部正解。自宅にある置物の招き猫を全部持って行きました。金運を招く右手、人を招く左手、両方上げている招き猫、実際にモノを見せると子ども達の目が大きくなりました。

その後に、この本にある上記の「絵」をプリントした紙を全員に配り、さて何にみえるだろう?と質問。

「飛行機」という男の子、「がけの上に女神様」という女の子、みないろいろなものが見えているようでした。

ひととおり答が出たところで、この絵のある部分に補助線を入れていきました。すると、ある動物が浮かび上がってきました。すると、もうこの絵はその動物にしか見えなくなる。脳がその見方を固定してしまったんですね。子ども達にはそんな体験をしてもらいました。

そして、それを説明している一節を読みきかせ。加えてちょこっと「心理学」の話。

そんなところで、持ち時間の10分は終わってしまいました。

最初は「この人誰だろう?」と私をみていた子ども達も最後にはキラキラする目を私にプレゼントしてくれました。

終わった後に必ず記入する読み聞かせノートをみると、他のボランティアの方はこれまでに魅力的な本の読み聞かせをされていました。

「人の脳はものの見方を決めつける傾向があるのだけど、もしかしたら違う見方もあるかもしれないと思ってね」・・・そんなことを伝えたかったのですが、もしかしたら、ちょっと理屈っぽかったかもしれません。


来週は、1年生に対する読み聞かせです。