<戸田市にお住まいの皆様へ>

JR埼京線戸田公園駅西側ロータリーに美しいフラワーハンギングがいくつか設置されていることをご存知ですか。

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JRやJエナジーなどの協賛のもと、戸田市が設置しているフラワーハンギング。いつも美しいお花が駅を利用する人の心に微笑みを与えてくれています。

このフラワーハンギング、きちんと水やりされています。それも早朝に手動ポンプで。


こんな風にです。

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思わず「おはようございます!いつも美しいお花をありがとうございます!」と水やりをされている方に話しかけてしまいました。

その方はにっこり微笑み返ししてくださいました。


私はここ数年、東京都や群馬県の小中学校で、総合学習の時間をいただいて行う、文化体験授業の企画・指導に携わっています。
 
その時、児童や生徒たちに伝えたいと思っていることのひとつが「表からは見えない裏舞台(裏方)の存在」です。
 
たとえば文化芸術のひとつである歌舞伎は、観客から見える「表舞台」、観客から見えないところでその舞台を成り立たせるために多くの人たちが一所懸命に動いている「裏舞台」、役者に声かけしたり熱心に歌舞伎を観てくださる観客、といった3つの存在から成り立っています。


でもこれは、歌舞伎に限ったことでなく、私たちが生きている社会そのものがそうではないでしょうか。

目に見える「表舞台」があり、それを成り立たせるために動いている目には見えない「裏舞台」があり、そして評価したり励ましてくれる第三者が存在します。
 
物事は目に見える部分だけでなく、その裏側の目には見えない部分に一所懸命に動く多くの人の姿がある。
 
児童・生徒たちには、授業を通してそのことを知ってほしい、そういう目で「目に見えない部分」に関心をもってほしいと思って授業にあたっています。
 
 
そのため、地方歌舞伎舞台をはじめ、多くの裏舞台の記録撮影に携わってきました。他市の小中学校でやっている文化体験授業では裏舞台を記録した映像を必ず取り入れています。


普段なら意識されない裏舞台。戸田公園駅西口にあるフラワーハンギングの水やりもまさにそのひとつでした。
 
美しいフラワーハンギングを目にする人は、その裏に毎日一所懸命に手動ポンプを動かして水やりする人がいることはあまり意識されないかもしれません。人に意識されなくても、美しい花が生き生きとするために、そして駅を利用される方をその美しい花で迎えるために、毎日毎日手動ポンプを動かしているその姿、私はそこに感動を覚えました。
 
 
私はそんな裏舞台にあふれるこの戸田市が好きです。