本日の埼玉新聞に、衆議院選挙埼玉15区(戸田市、蕨市、さいたま市桜区・南区)から立候補している候補者に行ったアンケート回答が掲載されていました。

回答者は届け出順に、高山智司(民主党)、田村勉(共産党)、田中良生(自民党)の各氏です。

2014-12-11-07-56-08



高山智司氏の回答に唖然としました。「賛成」「反対」「その他」という言葉だけで、具体的な内容がありません。

私はここに高山智司氏と田中良生氏の政治や国民に向き合う基本的な姿勢の違いが顕著に現れていると思いました。


田中良生氏は、かつて民主党政権時代には落選して二年半は浪人の身でありました。その間、機会を見つけては地域を足で回られ、地域の様子を直接見て、人の言葉に耳を傾けられていました。衆議院議員の職務を失っての地域まわりはさぞや心理的に苦しかったことかと思います。そんな中、私の小さな町会にもことあるごとに顔を出され話をされていた姿を今でも覚えています。二年半やり続けるのはなかなかできることではありません。不遜な言い方ですが、田中良生氏は苦難の時間を経験されて政治家として成長されたようでした。

かたや、高山智司氏は、かつて衆議院議員の地位にあった時からそうですが、選挙の前は派手にPRする姿は目に付きますが、市がやる大きなイベントなどで挨拶はしても、地域をまわる姿をほとんど見たことがありませんでした。一度、彼の秘書が町会の親睦会に来たことがありましたが、「私は民主党は好きでない」
と言った高齢者の方に食ってかかり、お酒の勢いもあって暴れたので親睦会からつまみ出されてしまいました。彼の支部の部屋が私の町会内にあった時のことです。

普段はまったく姿を見ないのに、選挙が近くなるなるといち早く党の車を出し、大きなマイク音量で「衆議院議員の・・・・です」と自分の名前をPRする。かつて党の代表に小沢氏がなっていた頃はまるで彼の秘蔵っ子であるかのようにPRし、小沢氏が落ち目になって離党を余儀なくされると、かつての繋がりがなかったかのように。何を信条にして政治をやっているのか、私にとっては皆目分からない人という印象があります。

二年前の衆議院選挙で、高山氏は落選しましたが、この選挙が始まる前までは何をされていたのか見当がつかないほど、地域で姿をみることはありませんでした。選挙になってから、やれタウンミーティングやら駅前なんちゃらやら、Facebookだ、インターネットだなどとPRされているようですが、何を継続してやり続けてきたのでしょう。


草の根民主主義という言葉がありますが、民草と言われる地域の名もなき人たちの言葉に耳を傾けながら自分の考えを深めていく、現場に触れながらその感覚を軸に据えて、長期的な視点で政治を考えていく、そういった積み重ねが政治家には求められるのではないでしょうか。

口先だけなら、誰でもいいことが言えます。前政権がまさにそうでした。私はもうだまされたくありません。

衆議院選挙投票日まであと数日。政党がどこであれ、その人が長い年月の中で見せていた継続した姿から、信じられる人を選ぶのが良いというのが私の考えです。

埼玉15区で言うと、それに該当するのは田中良生候補だけだと思っています。