この前の日曜日の埼玉新聞第一面に「目指せ『星のソムリエ』 戸田市が県内初の認定講座」という記事が掲載されました。

JR戸田公園駅ホームからも見える「スイカドーム」は、戸田市に38年前にできたプラネタリウムですが、そのおかげで戸田市では天文に関わる市民活動や教育活動が盛んになったそうです。

記事は、人気の民間資格「星空案内人(星のソムリエ)」の認定講座を戸田市が市民大学とリンクさせて開講したという内容でした。

う〜ん、これは魅力的ですね。私は、実は星空を観るのが大好きで、夏休みには天文台がある八ヶ岳によくキャンプに行くくらい好きですね。晴れた日の夜空では双眼鏡でも星雲が見えるんです。

このような講座を市民大学講座として開催する戸田市をちょっと誇りに思いました。


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(埼玉新聞 2011年7月3日朝刊第一面)


目指せ「星のソムリエ」 戸田市が県内初の認定講座 市民大学とリンク

星空や宇宙の楽しみ方を伝える「星空案内人(星のソムリエ)になろう—。近年、天文ファンの注目を集めている民間資格「星空案内人」の認定講座を。戸田市が市民大学とリンクさせて県内で初めて開講した。市民から多くの星空案内人を養成し、プラネタリム解説、天体観望会、学校での指導など、魅力ある天文ボランティアとして活躍してもらう狙いだ。

(立山優二)

■ 豊かな知識と経験

「星空案内人」制度は山形大学併設の「やまがた天文台」を拠点に2003年スタートし、全国十数カ所の天文台や科学館に広まった。戸田市の認定講座は、関東では国立天文台(東京都三鷹市)に続く先駆的な取り組み。

星空案内人に必要なのは、奥深い天文学の知識、望遠鏡による観察の技能、星座や文化に関する知識など幅広い。

豊かな知識と経験からおいしいワインを提供する「ソムリエ」の名を借りているゆえんだ。戸田市民大学で指定された科目を受講し、試験に合格すると資格を取れる。

■ 地域での活躍に期待

戸田市はプラネタリウムを備えた児童館「こどもの国」を38年前にオープン、天文同好会が市民や子ども向けの天体観測会を定期的に開くなど、早くから天文に関わる市民活動、教育活動が盛んだった。

市教委は「今でも多くの天文愛好家がボランティアで活動しているが、『星のソムリエ』の資格があればより自信を持ってもらえるし、学校などからの指導依頼も増えると思う」と期待する。市民の力を掘り起こして地域に還元し、市民参加の事業運営やまちづくりにつなげようという施策の一環でもある。

■ 長野で宿泊研修も

6月下旬に市立教育センターで行われた第1回講座は、太陽系外惑星の研究を行いハワイの国立天文台すばる望遠鏡で観測成果を挙げた埼玉大学の大朝由美子准教授が「さあ、はじめよう(星空観察に関する基礎知識)」と題して講義。星座の見方から宇宙の構造までを解説した。

講座では全9回で天体望遠鏡の仕組みや操作、星空案内実践、天文ソフトの使い方なども学ぶ。8月には八ヶ岳連峰を臨み天体観測に絶好の環境にある戸田市立少年自然の家(長野県富士見町)で1泊2日の宿泊研修を予定。講座参加費は宿泊研修代(約5千円)以外は無料だ。

■ 「取りたかった資格」

初回の講座には若者からシニアまで20人が参加。山崎香織さん(25)は「以前聞いた星のソムリエの方の話がとても魅力的で、自分もソムリエになりたいと思っていた。身近な所で講座を開いてくれうれしい」。本村由香さん(23)も「大好きなプラネタリウムの生解説をしたい。資格があると話しやすい」と目を輝かせる。

大朝准教授は「県内には多くの科学館があり天文好きの子どもや大人が多いのに、これまでソムリエ認定講座がなかったのが不思議。一人でも多くの人が宇宙に興味を持ち、星空の魅力を広く伝えてくれることを願っています」と話している。