戸田市が、荒川水循環センター(戸田市笹目)を管轄する埼玉県に対して、放射性物質問題が検出されている汚泥焼却灰の撤去を求める要望書を出したという記事が読売新聞に掲載されていました。

戸田市は、特に次の点について、埼玉県に要望しています。
  • 焼却灰について、敷地境界からの離隔距離を確保するだけでなく、風雨にさらされ飛散・染み出すことがないよう万全の管理をすること。また産業廃棄物最終処分所を確保し、速やかに場外搬出し適切な処分をすること。
  • 焼却汚泥に伴うばい煙の放射線量を測定し、公表すること。
  • 荒川水循環センター内で、大気中放射線量を測定し、公表すること。

荒川水循環センターには埼玉県管轄であり、戸田市が直接何かをすることができない施設ですので、この要望はしごくまっとうな内容だと思います。



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(読売新聞 2011年7月1日埼玉版)

 
下水汚泥灰撤去を要望 戸田市 放射性物質検出で県に

 下水道処理施設の汚泥から放射性物質が検出されている問題で、戸田市は30日、県下水道局に対し、県営の荒川水循環センター(戸田市笹目)で保管中の汚泥焼却灰を撤去し、産業廃棄物最終処分場に移し、処分するよう要望書を提出した。近隣住民の不安の声を踏まえ、県に速やかな対応を求めることにした。

 要望書では、汚泥焼却に伴うばい煙や同センター内の大気中の放射性量測定も実施するよう求めている。

 県は、同センターで6月10日に採取した汚泥焼却灰(乾燥)を検査したところ、1キログラムあたり10500ベクレルの放射性セシウムが検出された。30日現在、同センターには500トンが保管されている。

 県は「焼却灰は十分に低い値だと考えているが、大気中の放射線量も近く検査したい。最終処分先は国の基準に従いながら探していく」としている。

 政府は当面の基準として、同10万ベクレル以下8000ベクレル超の場合、住宅地などから一定の距離を置いた管理型処分場なら仮置きできるとしている。同10万ベクレル超の場合は、遮蔽できる施設への保管を求めている。



なお、戸田市ホームページに掲載された内容はこちらです。

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