8月12日(木曜日)の東京新聞朝刊埼玉中央欄に「古紙盗難防止収納セット 戸田市が無料配布 ひもには目印 資源化も促進」という記事掲載されていました。

町会の役員をやっているのでこの動きについては以前から知っていましたが、私のところにはまだ配布されていませんので(マンションだからかもしれません)、記事紹介だけに留めます。

戸田市は「ゴミは資源」として、分別回収・リサイクルや資源販売を積極的に進めている先進自治体です。そういった動きが他の自治体にも広まればと思います。


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(東京新聞朝刊 2010年8月12日 埼玉中央欄)

 古紙盗難防止収納セット 戸田市が無料配布
ひもには目印 資源化も促進

戸田市は今月、市が回収する新聞など古紙の盗難被害を防ぐため、新聞を入れる段ボール製のストッカー、紙ひも、紙ひもを収納する下箱のセットを、約2万5千戸に無料配布した。白の紙ひもに赤いラインを目印として入れ、古紙を盗まれても一目で戸田市から持ち去ったと分かる。紙ひもで縛って回収することで、リサイクル業者に高値で引きとってもうらことも可能といい、市は“一石二鳥”の効果で紙の資源化を促進したい考えだ。

(高橋恒夫)

市によると、同市の古紙回収量は2009年度は、08年度に比べる約29トン増の約1185トン。だが、古紙市場の低迷で、業者の買い取り額は08年度の半値以下の約797万円にとどまった。加えて、市の悩みとなっていたのが、未明にごみ収集場に車で来て、古紙を盗む“アパッチ”と呼ばれる持ち去り業者だ。

08年度は古紙が盗まれたとの市民らからの通報が68件あり、うち市が業者を特定し、次回以降、盗難を確認したら刑事告発するという禁止命令を出したのは6件。市が収集場での巡回を強化した09年度は通報36件、禁止命令4件だったが、本年度は7月末までの4カ月間で通報13件、禁止命令2件で微増傾向にある。

持ち去り業者は、川口市など近隣自治体からも古紙を盗むといい、現場で盗難が確認できないとほかの自治体と混在し、戸田市として被害を主張できないとうジレンマもあった。

また、新聞は販売店などが提供する紙袋やビニール袋などに入れて出されることが多いが、中が見えないため、ごみなどが混入するケースも。業者側は紙袋などを破って確認するため、その分人件費がかかり、引き取り価格が下がるという。

このため、市では使いやすい新聞ストッカーについて、段ボール製造会社と協議。箱型のストッカーは朝夕刊一週間分約10キロの新聞を納められる。下箱には紙ひもと、ハサミを入れることができ、上部に開けた穴から、紙ひもを引っ張って新聞を縛りやすい。紙ひもは盗難防止用に目印の赤いラインを入れただけでなく、重みに耐えられるように、接着剤を練りこみ、切れにくいようにした。昨年、市内のモデル地区で試験導入したところ、7割以上の市民に「使いやすい」と好評で、本格導入を決めた。

市環境クリーン室では「ごみは資源。新聞をビニールひもではなく、紙ひもで縛ることでオール紙になるし、盗難防止も期待できる。出す側も『良い質』の紙を出せば、ほかの自治体より1円でも2円でも高く買ってもらえる」と話している。