神保国男戸田市長が推進されてきた「戸田市工業見える化事業」が、今日の東京新聞朝刊に記事掲載されていました。

東京都に荒川を挟んで隣接する私たちの戸田市。マンション建設等もあって近年ますます人口が増えています。私が戸田市に越してきた時はまだ11万人台だったのですが、現在は12万人を越えています。

ところで、一見、住宅が多いようにも見えますが、実はもとから印刷関連事業を中心に工場や倉庫なども多く、場所によっては住宅と事業所が混在しています。

そんな中、近隣の工場や事業所の事業内容を「外から見える」ようにすることで、市民に事業所や工場に親しんでもらい、ともに戸田市で活動を営んでいくために円滑な関係づくりを進めようと神保市長が進められてきたのがこの「工業見える化事業」でした。

他市ではなかなかない取り組みです。

実際にプレートを付けている工場とその近隣の方々にお話を伺ったこともありますが、双方ともその効果に肯定的な感想を語られていました。

「表現する」ことは、コミュニケーションの基本ですね。

mieruka
(東京新聞 2010年2月7日朝刊)


匠と誇りの『見える化』作戦! 戸田市 事業所にプレート設置

工場や住宅の混在が進む戸田市で、地元住民に事業の中身を知ってもらいお互いの理解を深めようと、会社の入り 口にアルミ製プレートを掲げる事業が始まった。既に三十八社がプレートを掲示。市は各社の所在地を示す地図や事業内容を紹介するホームページの準備も進 め、地域の構成メンバーとしての絆(きずな)を育てたい考えだ。

同市は印刷関連事業が三割を占める“印刷の街”。都心などへのアクセスの良さで、最近は流通業も多く進出している。一方でマンションや新築住宅も 増加。同市の担当者によると、トラックの出入りなどによる交通安全確保など、事業所と住宅の混在による課題も出ている。「隣の工場が何をしているのか分か らないのでは、お互いの理解も進まない」として、本年度から「工業見える化事業」と銘打って、事業内容が市民に一目で分かるプレート設置を始めた。

プレートは縦57センチ、横54センチ。製造業が青い文字で「匠(たくみ)」、非製造業は緑色で「誇」とデザイン。事業所名や内容、設立年月日のほか地元住民の生活や経済とのつながりを示す説明文などをも添えた。

例えば、ある印刷会社のプレートは「雑誌や参考書など身近な印刷物を製造しています」と生活に役立つ仕事とアピール。「正しい情報を正確に再現 し、より早く伝達して生活や文化の向上に貢献しています」と事業の意義を示したり、「お子さまの工場見学歓迎」などと市民へのメッセージも発信している。

同市は会社概要作成講習会も開き、事業者側の情報発信を支援。新年度も事業を続ける方針だ。「誇」プレートを掲げた運送業・介護事業「セイリョウ」(同市笹目)の小林良子社長は「地域に密着し、誇れる仕事をするという社員の意識改革につながった」と成果を話している。