今朝の埼玉新聞朝刊に、上戸田商店会のきもの三京さんの記事が掲載されていました。戸田市の木モクセイを使った紬反物をとりあげた記事です。

戸田の木 反物にキンモクセイで紬染め

記事にとり上げられているキンモクセイの紬反物、以前、見せていただいたことがありますが、黄金色の美しい反物で、日本の美を感じました。記事によると、6月19日から21日までの期間に戸田市文化会館の2階展示室で制作発表会を開かれるとのことです。

染料に用いたキンモクセイは、戸田市公園緑地課さんや市民の協力を得て、公園などで剪定された枝等を集めたもので、それを新潟・十日町と山形・米沢の着物産地に送り、約1年かかって染め上げたものだそうです。良いものが産み出されるには時間がかかるものだと実感します。

戸田の木 反物にキンモクセイで紬染め
(埼玉新聞5月31日朝刊県央欄記事)

お店を営む戸田市を愛し、また故郷・山形を大切に想う気持ちが、このキンモクセイの紬反物に結実したのでしょうね。戸田市には文化が無いとも言われますが、目立つ名勝旧跡の文化はなくても、地域を愛し、地域に根ざしたものに着目し、そこに日本の伝統文化の苗を植え産み出したものは、戸田市らしい新しい文化だと思います。

戸田市の多くの人は外の地域からやってきた人です。この人たちのもつ文化と戸田が融合することで産み出される文化に、私は期待しています。