北朝鮮が「人工衛星」と称するミサイルを撃つようで、あの国が何を意図してそんなことをやるのか、日本の常識では理解しかねるところがあって多少不気味に感じる今日この頃ですが・・・・。

ところで、次の写真は昨年秋に私が韓国に行き、板門店を訪れた時に撮影したものです。

板門店(韓国と北朝鮮の国境)

遠くに見える禿げ山は北朝鮮領土です。禿げ山なのは、燃料にするために木を伐採してしまったからで、逆にところどころ木が残っている場所には兵器が隠してあるそうです。

この写真をクリックして拡大するとはっきりするのですが、森の手前に白いブロックの棒がいくつか並んでいます。そこが国境で、森の部分は非武装地帯となっています。非武装地帯なのですが、実は地雷が無数に埋まっているとのことです。

板門店(韓国と北朝鮮の国境)

別の方をむいて撮影したものです。真ん中やや左になにか塔のようなものが建っていますが、それは北朝鮮の国旗をつけて韓国側に示している塔です。韓国側にもこのような塔があり、かつてはそれぞれが高さを競い合っていたのですが、お金もずいぶんかかるし、韓国側があほらしくなってやめてしまったそうです。

板門店(韓国と北朝鮮の国境)

これは板門店の中にある建物です。水色の建物は韓国側が管理している施設で、あちらがわの建物や水色の建物の隣にある灰色の建物は北朝鮮が管理している施設です。建物を横断するように国境線がひかれています。この水色の施設で南北会談が開かれます。

板門店(韓国と北朝鮮の国境)

水色の中にいた警備の兵士さんです。ぴくりとも動きませんが、見学者が誤って奥の北朝鮮側のドアに近づこうとした際、手をあげて制止しました。

板門店は韓国の首都・ソウルからバスで1時間くらい。近くの川の川岸には鉄条網が張り巡らされ、まさに一時休戦中となっている国の国境でした。この板門店を訪問するツアーに韓国の人は参加できません。また、北朝鮮と関係のある国の国民も参加できないということで、説明ではアジア人では日本とシンガポール国民だけOKということでした。

現代の日本にいると、戦争は遠くのできごとのように感じてしまいますが、韓国ではまさに現実のもので、緊迫したものを感じました。しかし、それが世界の常識なのです。