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先日、書店で見つけて即買ってしまったのがこれです。

「僕たちの好きな怪人二十面相」。宝島社の「僕たちの好きな…」シリーズです。

私は小学生低学年の頃、図書室に行けば必ずポプラ社からでている江戸川乱歩さんの「怪人二十面相シリーズ」を読んでいました。今、当時の表紙絵と挿し絵のものがポプラ社から文庫本ででています。

怪人二十面相シリーズを読んで挿し絵を見ながら、私の心はどんどん想像の世界に翔んでいきました。

したがって子供の頃の憧れはウルトラマンでも仮面ライダーでもなく、怪人二十面相でした。あの発想力、行動力に心奪われました。物語ではいつも最後に明智探偵と少年探偵団に負けてしまうのですが、逮捕されても脱獄し、暫くするとまた新しい事件を巻き起こす、不屈の精神!

中学・高校時代はさすがに怪人二十面相シリーズからは卒業していましたが、大学生の時にまた彼と再会したのです。

私が行った大学には本格的な演劇サークルが二つあって、そのひとつの学園座の定期公演を私はいつも楽しみにしていました。

大学のキャンパス内に大きな立て看板が設置され、そこに公演の予告が描かれてありましたが、そこに「作:北村想」の文字をよく見かけたのでした。

それから、北村想という作家さんのことが気になって、ある日、本屋さんにいったところ、彼の「怪人二十面相・伝」と出会ったのです。

衝撃でした。

大人向けに書かれているにもかかわらず、江戸川乱歩さんの「怪人二十面相」を読んだときのワクワク感が甦ってきました。北村想さんの怪人二十面相・伝は後に続編も出たのですが、先般、それを原作に映画化もされました。


私は仕事がら、いつも頭に新鮮な発想や好奇心、ワクワク感がを必要としています。

だから子供の頃のワクワク感を甦らせるきっかけになるようなものを、そばによく置いています。

怪人二十面相はこの先もきっと私の心の中のヒーローでありつづけることでしょう。