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戸田公園駅の東口出口(こどもの国方面側)が整地されています。以前、畑があったところですが、聴くところによると当面駐車場になるとか。

快速が停まる駅の駅前としては驚くくらい淋しい光景ですが、やがて時代の流れとともに「戸田市らしい空間」に変わってゆくのかもしれません。 神保国男・戸田市長が提唱される「東京に隣接する水と緑のオアシス都市」を感じる空間になるのか、ボート(レガッタ)のまちらしい空間になるのか、はたまたどこにでもあるようなテナントビルが乱立する空間になるのか、それとも…。

ところで、戸田市にあるJR3駅の駅前はいずれも現時点では淋しい空間ですが、かつて新幹線建設に伴う利権に当時の政治家が絡んだ結果とも聴きます。本来なら五差路の辺りに戸田駅できるはずだったとも地元の方々から聴きました。

今の神保市長になってから、それまで市を食い物にしていた人たちから利権を剥ぎ取り、一部、戸田市に取り戻されてきたようですが、駅前があまりぱっとしないことや中心商店街がない等という負の遺産はまだ市内各地に残ったままです。

とはいえ、民主党や自民党の古株議員が手を組んだ旧来の勢力にとっては神保市長の存在は目の上のたんこぶのようなものであり、これまでになんとか市長を失脚させようと、川口・鳩ヶ谷・蕨との4市合併をはじめ、いろいろなことが仕掛けられてきましたが、市長はその都度、市民からの多くの支持を背景に、理不尽な企みをはねのけてこられました。

4市合併話の時など、合併による特例債(国が定めた期間までに合併した自治体に対して道路や公共施設整備等のために特別に発行が許可される地方債。後でその元利償還金の7割が国から普通交付税として補填されるものの、地域の借金が増えることにはかわりがありませんでした)をあてにしてハコモノ建設を目論んだ合併推進派の市議会議員たちに対して、市長は議会で「地方交付金をもらっていない戸田市には合併特例債が適用されない」ことを指摘、合併推進派議員たちが動揺し、国に確かめてそれが事実と知って意気消沈する中、戸田市合併の危機は当面去ったのでした。

戸田市はこれからも住みやすいまちとして進化していくまちです。でもそのまちづくりも自然にできあがったものではありません。まちはひとがつくるものです。だからこそ、政治に対しても、政治に携わるその人がどんな志をもっているのか、自分のために動く人なのか人のために動く人なのか、本物なのかどうなのか見極めたいと思います。

今朝の戸田公園駅は朝から戸田市議会があるためか、名前を書いた幟(「ももたろう」というそうですが)を立てて拡声器で自己PRに励む人の姿を目にすることもなく静かな朝でした。

駅前の見なれた風景が変わるのを前にして、こんなことを思いました。